ラマナの言葉

「もしあなたが身体ではないなら、そして
『私は行為者である』という観念をもたないなら、善業と悪業の結果があなたに影響を与えることはないだろう。なぜあなたは身体が為した行為について『私がこれをした』『私があれをした』と言うのか?身体と同一化するかぎり、あなたは行為の結果に影響されるだろう。つまり身体と同一化しているかぎり、あなたは善と悪のカルマを積んでいるのである。」

善業と悪業は、行為者のみに存在します。
それが因果応報といわれるものです。

どんなに良い行為でも、どんなに悪い行為でも、行為者であるうちは、この因果応報のカルマからは脱することはできません。

私は行為者だと考えることが罪です。
その者は永遠に因果応報から脱することができません。

心が善と悪と思っているものは、すべては神が為されることです。

真我実現すれば、すでに行為者ではないため、因果応報のカルマから自由になります。