一昨日と昨日はジムでストレッチに柔軟運動を1時間半以上やった…
イチローがストレッチを長時間念入りにやってきたという話を思い出したのだ…。
年をとるほどカラダから水分が抜けて、筋肉も衰え固くなって関節も動きにくくなる…。
全体のパフォーマンスが悪くなりケガもしやすくなる。
若い頃に比べて疲れやすくなるのは、ちょっとした動作をするのに、各筋肉や関節が動きにくいために、余計なチカラを必要とする為だ。
それを…カラダが重い…という表現でクチにする。
若者が、自身が老人になる擬似体験をするために、手足に重りをつけてカラダを動かす実験をするが、あの状態に徐々になっていくのだ。
決して体重が増えるから動かしにくくなるのではない…老化で動かなくなるのだ。
筋肉をつける筋トレも大事だがそれだけでは片手落ちだ…。
肝心なのはカラダの水分と、柔らかい筋肉と動かしやすい関節なのだ。
2週間連続のレースで、固くなり動かしにくくなった我が筋肉と関節を、じっくり少しづつ伸ばしたり曲げたりする作業を繰り返した。
最初は少し動かすだけで痛い…。
しかしホントに少しずつ根気よく、繰り返し動かし続けると徐々に可動域が増えてくる…。
無理はしない…ただ時間はかける…。
ゆっくりゆっくりだ…。
おかげでカラダが動かしやすくなり、軽くなったようだ。
大切なのは、伸ばしにくくなったり曲げにくくなった箇所を、時間をかけて少しずつ負荷を繰り返すコトだ。
焦ってはいけない…。
短時間に大きな負荷をかけるようなストレッチや柔軟運動はケガにも通じる…。
1ミリづつ…時間をかけて、柔らかい筋肉と動く関節を目指すのが老人には肝心なのだ…。
これを繰り返していけば、若い頃には戻らないが、カラダの老化速度を落とすことができるはずである…。