米メリーランド大学の研究結果によると、男性の1日に発する単語数は約7000語。一方女性は20,000語であった。
凡そ3倍の違いだ。

なぜか…。

男性は一般に問題解決の為の会話を好む傾向があり、最終解決法も自己能力の確認の為、自分一人でしようとするらしい。
従って必然的に沈黙して考える時間も増える。

これは獲物を狩る、という役割を持った男性の進化の歴史が背景にあると言う。

一方女性は共感を求める為の会話を好む傾向があり、問題解決よりも話に相づちしてくれる相手をよき理解者と判断すると言う。 
解決や回答より共感が優先するのだ…。

これは男性が狩りに行っている間に、女性達だけの共同体の中で生きるために必要な能力と言える。

結果、男性は口数少なく黙り考え、自らの弱みを見せることなく問題解決することでストレスを解消し女性はおしゃべりすることで他の仲間も同じだと認識しストレスを解消する…という図式になる。

結論…

進化学的 歴史学的に鑑みて…

ダンナが黙りこんでいても仕方ないし、カミさんが井戸端のおしゃべりしていても仕方ない…。

だから…

ダンナが黙りこんだ時にガミガミはご法度。
しばらくはそっとしておく…。

そして…

カミさんのグチにヘタなアドバイスはご法度。
そうかそうか…わかるわかる…と相づちをうつ…。

…これでいいのだ。