きのう、女物の古着屋に行きました。

 

「嗅がないで下さい」と、店員に怒られながら60年代風を探していると、女子中学生くらいの娘が私をにらんでいるのを発見。

 

彼女はピンクのTシャツにダメージジーンズ。どうせ、私のビンテージモノでないダメージジーンズへの対抗意識でもあるのでしょう。他人と同じモノを着たくないと自分の服を破るような若者と私は年季が違います。

 

私のは上のほうを破いて横乳ならぬ横尻が見える仕様。もちろん、下はビキニ、私ぐらいになると(犯罪)ギリギリを攻めます。

 

それは恥ずかしいことへの挑戦。誰かを好きになって恥ずかしいとか、やりたいことが恥ずかしいと言っていたら人生はアッという間に終わってしまいます。恥ずかしいのは一時の恥、行動せぬのは一生の恥。

 

だから、私は自分を勇気づけるために、こんな格好をしていると、彼女に大人として説明する義務があるのです。

 

スタスタと彼女の元へ近寄っていくと、彼女の上腕部に無数のリスカ跡 発見。

 

どうやら、ジーンズと合わせたようです。

 

「そっちね」と、私は古着を嗅ぐ作業にもどりました。