1ヶ月半近くに及ぶ

長かった放射線治療が終わって、

クリスマス前に帰宅した長男。

 

放射線治療は吐き気オエーがすごかったようで、

入院中ほとんど食べられなかった。

 

面会の許可はされていないので、

必要な荷物はナースステーションに

預ける決まりとなっている。

 

差し入れや洗濯物の受け渡しだったが、手

実はちょろっと

ロビーで会えちゃったりした。ウシシ

 

そんな時は、こっそりとだけど、

持って行ったお惣菜などを食べるまで

見届けて帰る。ラブラブ

 

ママお手製ミニ弁当やお惣菜、お弁当

好きなパン屋さんのお惣菜パン、メロンパンコッペパン食パン

フルーツ大福など、ピンクドーナツスイーツショートケーキ

「これなら食べられそう」というものを

選んで毎回持っていっていた。ラブ



上記のような

フルーツギッチリ系の

フルーツ大福がお好みのよう。

お腹いっぱいになっちゃった!

と言いつつ完食してくれる。

 

たくさん持っていくと

「むり!」と食欲が減退してしまうので、えー

「これくらいなら食べられそう」

という量で、かつ最低限摂取してほしい

栄養やカロリーも(少し)考えて

持っていっていた。おねがい

 

「どうせ食べられないから」と、ショボーン

病院食は朝昼と勝手に欠食にして、

私が行かなければ何食べないし、

唯一の夕食すらおかずを二口食べる程度で、

本当に栄養もカロリーも足りない!ムキー

時々はコンビニで食べたいものを

買っていたようだがそれでは十分ではなかった。

 

退院してきた時、長男の体重は

6キロも落ち、元から細身な彼は、

誰が見ても不健康なまでにガリガリだ。叫び

(実際、不健康なわけだけど!!)

 

そして、元々白かった肌もさらに真っ白、

ケモで抜けた頭髪も、折角ようやく

すこーし産毛が生えてきて

ひよこみたいなふわふわ毛に

覆われ始めたところだったのに、

放射線のせいでそれらも全て

抜け落ちてしまっていた。あせる

 

そんな長男を見ると、

胸がキューっと苦しくなった。えーん

 

退院、帰宅してから一週間が過ぎ、

少しずつ食べられるようになってきたけれど、

まだ元通りまで行かない。

 

今のうちに体力をつけて、

1月から再開するケモでまた

体力を奪われないようにしておかなくちゃ!

 

何にせよ、今年も家族揃って

お正月を迎えることができた。

 

 

何と幸せなことだろうか。

 

病気がわかった時

思うように腫瘍マーカーが

下がらなかった時

腫瘍マーカーが謎の上昇をした時

 

長男を失うかもしれない恐怖に

体が震撼し、半狂乱になったことも度々。

 

もちろんまだ治療は続くし、

安心できる状態でもない。

 

でも一度は、

二度とできないかもしれない

とすら考えた、家族揃って

クリスマスやお正月を迎えることを

できたことに感謝して、

当たり前の、かけがえのない日常を

大切に大切に過ごしたい。

 

明けまして

おめでとうございます。

 

これを読んでくださった皆様に

ご多幸がありますように。

我が家の長男にも、恵がありますように。