【思いの外自分のココロを蝕んでいたもの】


今日の夕飯のおかずが、思ったより少なくて「あれー、思ったよりも少なかったなぁ」と言ったら

息子が「ちゃんとお母さんやらないと、とーちゃんに追い出されちゃうよ!😁」というような事を言ったんです。

(もちろん本人は冗談のつもりで。旦那さんはそういうこと言う人ではありません。多分、8時だよ全員集合のネタの何か)



その瞬間、ギューっと悲しさやら、苦しさが湧いて
最後には涙を流しながら、語りかけていました。(息子とばっちり😂)





家族なのに、あれが出来ない、これが出来ないと減点して、それができなければ家族で無いなんて、そんな想いは悲しすぎると。


どんなあなたでも、私の愛する子供であるように、あなたも、家族をそう思ってほしいと。



軽い気持ちで冗談を言った息子にとって
勝手な押し付けだったかもしれません。

今は少し唐突で、申し訳なかったかな、と思っています。



でも、この出来事は私にとって、大きな事だ

ったんです。



私の父はとても厳しく、
人として正しくあることや
約束を守る事などを強く躾けられてきました。


減点式のチェックリストがいっぱいになると
もう家の子では無いと言われたり


約束を守らなかったことで
出先で、もう迎えに来ないと言われたこともありました。



父にとっては、大事なことを理解してほしい
躾のつもりだったと思いますが
親が全ての子供にとって、それは絶対的なもの。


私のココロに植え付けられたのは
常に(相手にとって)正しく無ければ嫌われる

相手に嫌われたら切り捨てられる

という、強迫観念に似た呪縛です。



もっと大切な事はある、
ということが実感として定着している今でも
この呪縛に苦しめられる事は多々。



息子の何気ない言葉は
その琴線に触れたのでした。


あの頃の自分に久々に会った感覚でした😌




そんな自分がいることは
理解しているつもりでしたが、
思っていた以上に
その呪縛は深く


私はそうはなりたくない!
そういう関わりはしたくない!
という
逆の意味でも
私を縛っている事にも気付きました。



何気なくしている決断や
発する言葉
人との関わりに


過去の自分を縛る呪縛みたいなものが
大いに絡んでいる事もあるけれど


その一見ネガティブに見える
自分の要素も


自分の歴史の中で戦ってきた証だから



決して恥じることもなく
ただ、そんな自分がいることを知り
認める。



そこから一歩が踏み出せると思っています。



自分の過去が作り出した
ココロやカラダの癖を知る

それを受け入れる。

そして労る


その一歩一歩が
自分の呪縛を解いていくんだと。


たから、あの頃の自分に会えて良かったです🍀

そうなんだね、嫌だったよね、辛かったよねと

受け止めてあげられたから。



父との関係は今は落ち着いたもので、
まだぶつかることもありますが、
郷里を離れ、親になり
第一子をどうやって育てたら良いのか
責任感に追われ
四苦八苦していた父を想像する事も出来るようになりました。



これが絶対
というものは世の中には本当は少なくて


あるとしたら、
自分がどうしたいのか、どうありたいのか
がほとんど。



これが当たり前、こうあるべき、の
自分の呪縛をしり、
少しずつ解いていく。


柔軟なココロとカラダがあってこそ
心地よさと強さを兼ね備えた
自分らしい人生を歩めるとおもうのです。


※※※※※


まずは自分の無自覚な

カラダやココロの癖を知ること。

でも、それが難しい。


そこで私がオススメしたいのが

身体感覚を、高めること!


カラダはココロを正直に表すし、

身体感覚は全ての感情の元にあります。



身体感覚を高めることは

カラダを整えるだけでなく

ココロを知り、呪縛を解くことにもなるのです。🍀