「フランチャイズ」とは、本部と呼ばれる「フランチャイザー」と加盟店(フランチャイジー)が契約を結び、加盟金(ロイヤリティ)を支払うことで商標の使用権や商品&サービスの販売権を得られるシステム。
※マイナビサイトより引用

この話は便宜上、人名や組織団体名等、架空の名称を使用しています。取材で得た話を元にしたフィクションです。



塾の教室を開いていると、様々なセールスが来るそうです。郵便、メール、電話、教材の売り込みや講師紹介等の人材派遣、広告やホームページ作成、検索サイト、大手電話会社の代理店を名乗る通信サービス、LED照明器具など。

教材だけでも紙テキスト、映像、配信サービス他、すごい種類と量があるそうです。春先に教材会社が主催する教材展に出かければ種類が多すぎてどれも使いたくなるような、逆に考えすぎてどれも要らないと思うような悩ましい状況に陥るのだとか。

そして10年ほど前の夏、夏期講習前に業界誌主催のセミナーが東京で開催された時に、たまたま知り合いが講演に出るからと佐藤さんも参加したそうです。

その時、また別の知り合いの河田さん(仮名)も講演に出ていて、彼が紹介していたのが新しいスタイルの塾でした。

それがフランチャイズの加盟校を募集していた

士岩塾(シガンジュク、仮名)

だったのです。

講演した河田さんも既に10教室近く、都道府県をまたいで展開していたそうです。



※画像と本文は無関係です。