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出産当日の続きです。
赤ちゃんが生まれた後、カンガルーケアをすることになっていました。
産む体制だった横向きから仰向けになり、赤ちゃんをお迎え。
胸に来た赤ちゃんは温かくて、じーっとしているのが可愛くて可愛くて。
夫と、生まれたねーと話をしていますが、赤ちゃんがあまり泣かない。
バイタルのアラームが鳴ったりもする。
「少し羊水を飲んじゃっているのかも。少し処置しますねー」
そう言われ、助産師さんに赤ちゃんを預け、部屋の片隅の台で吸引をしてもらったり赤ちゃんの処置をしてもらう。
私は産後の最後の胎盤を出すため、助産師さんにお腹をぐいぐい押されてへその緒を引っ張られる感じがある。
なかなか胎盤がくっついているのか出てくる気配がなく、へその緒の引っ張りを感じる。
なかなか胎盤出ないなーと思っていたら、ブワッと股からお湯が出てくる感覚。
あー、出たなぁ。
簡単に考えていたが、また同じようにブワッと生温かいものが2回出る。
周りが少し慌ただしくなる。
股に何かを突っ込まれ、いつのまにか助産師さんから先生にバトンタッチ。めっちゃ痛い。
お腹を抑えられている感覚。
「痛いですー。」
ついつい弱音が出てしまう。
お産が終わると痛いと言いやすい。
「ごめんね、今ちょっと出血が多くて止血してるから。 点滴全開でいれてー。」
もともとあった点滴ルートで点滴1パック、反対の腕にも点滴1パック、あと採血もとるとか、とにかく点滴、注射をされる。しかも針が太い。
天井のライトに反射してわずかに患部の部分ぼやけて見えるがかなり赤い。
あ、お湯だと思ったのって私の血液だったんだ…。
夫と話をする余裕はあり、助産師さん達に
「大丈夫?ぼーっとしない?意識ある?」と心配されるが、気分は悪くない。
「大丈夫ですー。喉乾いたかなー」
止血されてる下腹部が圧迫されて痛い。
それより、赤ちゃんはどうなんだろう。
しばし圧迫されたあと、出血は止まったのか落ち着く。
赤ちゃんも吸引後、泣いていたりあくびをしたり、落ち着いてきた様子。
出血は落ち着いたけど、少し縫わないといけないから麻酔注射するねー、と言われ縫合が始まる。
私はカンガルーケアお預けになり、代わりに夫が赤ちゃんを抱っこすることに。
可愛いねー、顔見たい〜♡と縫われている間も夫と話す余裕はあり。
時々痛みを訴えると麻酔の注射追加していた。
そしてお腹も空いていたので、陣痛対策用に用意していたウイダーinゼリーを飲ませてもらう。
股を縫われながらゼリーに食らいつく様子に夫も苦笑い。
縫合も終わり、ようやく私とのカンガルーケア、
出血多量だったこともあり、このままLDRで3時間くらい過ごすことに。
途中、朝ごはんが出され、パンと牛乳だけ食べさせてもらう。
赤ちゃんが生まれた後もずっと気になっていた事を助産師さんに聞いてみる。
破水から気づくのが遅くて赤ちゃんへの感染症の心配をしているけど、どうなのか。
答えは、破水してから24時間かからずの出産だったこと、羊水も混濁などなく綺麗だったこと、赤ちゃんも元気だったことなどから感染は大丈夫だったと考えていいと思います。と言われました。
早く出てきてくれてよかった。
赤ちゃん、頑張ったね。
その後、しっかり休んだ後、体を拭いて着替えて病室に移動。
出血量は1200ml。
輸血はせず、点滴と鉄剤の点滴投与のみで様子見となりました。
そして分娩時間、母子手帳には6時間とかかれていました。
絶対6時間じゃないんだけど…。
出産6時間前は私普通に寝てたし!(笑)
こんな感じで、私の出産は終わりました。
元気に赤ちゃんが産まれてくれて、本当に良かった!!
お腹に居たのが嘘みたい。
娘を覗きながらそんなことを思っていたら、産後数日はお腹がポコポコ、ドクドクっと胎動のようなものを感じました(笑)
みもう赤ちゃんお腹に居ないのに胎動を感じるって…、今までわたしが感じてた胎動って胎動じゃなかったのかしら?!とちょっと不安になった産後でした。
ちなみに出血多量となりましたが、貧血症状はあまり出ず、輸血はせずに服薬のみで回復する事ができました。
未だに時々顔が白いとか、寒気が出たり体調万全とは言えませんが、思った以上に元気に過ごせています。
さて、私の出産レポ、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました