後悔をした夜


入院中に書いた記事

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広背筋再建をした人に 

「後背筋手術をして、痛かった? 痛かった?」

と私は皆に聞いてい歩いていたが、そうではないのだ。



背中切るんだから痛くない人なんているわけない。

薬効いた?

なんの痛み止め利用して痛くなかった?

そう質問するべきたっだのだ。

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これは回復室の夜に思ってた事。


今朝、同室の仲間に見送られて「行ってきまーす」と元気に病室をでた。

誰もが回復室での記憶がない。といってた。

私も同じだろうと思ってた。


しかし、薬がほとんど効かない。

睡眠導入剤も、服用しても全く寝られない。


時々、うとうとしても、見る夢は

『体と同じ大きさの穴掘って、そこにピッタリといれられて動けない』

拷問されてる夢。


うなされて目が覚める。

時計見る

5分間しか進んでいない。




初めて再建した事を後悔した

私ってバカだ。

病気でもないのに、

こんなにつらい思いを自ら進んで選択した。


愚かだと、後悔してる自分にも悲しかった。


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唸りながら、色んな事を想う。


なんで、こんな部屋で、他の再建者は朝まで寝られたのだろうか?

部屋に帰ったらすぐに聞いてみたい。

「どうしたらあの部屋で眠れるのか」と。


そう言えば、電話で体験を語ってくれたTさんが

 「麻酔が合わなくて、吐き気が大変だった。」

と言っていた。

だから、そこだけは心配して

「術後吐き気に苦しんだらどうしよう」と看護師さんに相談。

「これは体質だからねぇ麻酔あうといいね」って言われた。

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つらい。

耐える夜

こんな夜は迎えたくなかった。

というより、このような夜を迎えたくないから、情報を仕入れていたつもりだった。

あの日と同じ辛い夜。



乳癌で入院した時と同じだ

摘出術後にすぐ麻酔から覚醒して、痛みで悶えた。

恐ら今回と同じモルヒネ使ってもらったが、ヤハリ効かなくて、

朝になるのか長くて・・

時計の用意もなかったから、時間の経つのが遅くて・・

ヤハリ拷問の一夜だった。


隣の人は吐いていたけど、私は吐き気がなかった。


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なぜ、この事実を逃してしまったのか。

術後の辛さ、全く同じパターンだ。


同じ手術しても

体験者の痛み=同じ痛み ではない。


自分の体質を知ろう!


この記事読んで

コワイ~やっぱりやめよう。

て思った人。

あくまでも 山ほどいる広背筋再建者の中の、私一人の体験です。

反対に言えば同じく悶えた体験者に、まだ会った事ありません。




『愚痴』

・・乳癌の時は「回復室」ではなく

ICU(集中治療室)に一泊した。

対応は、今回の病院とは『雲泥の差』

暗幕カーテンで仕切られて、静かな部屋に

足音立てずに入ってくるナースさん。

囁くように耳元で話す。

黙っていても細かく、大事に慎重にケアしてくれる。

これぞ白衣の天使と思った。


退院後の話だが、母が言った。

「今回の病院の『回復室』は、何も気にしてなくて

ひどいわね。今はノロとかも流行っているよ。

手も消毒せず、コートも着たままなのに

「そのまま入って下さい」って。

ウイルス感染とか気にしてないのね。

誰でも入れてしまう回復室、恐ろしいわ」


言われてみれば、私の娘は、コート着たまま私の顔を覗いてたな。

でもマスクだけはつけてた。

そこだけは エライぞ、娘よ。





*******参考までに****** *私が入院した病棟階について*

回復室に一泊しなければならないのは、手術時間が長い

『広背筋再建』だからです。

バイタルチェック (呼吸 ・脈 ・体温 ・血圧.)管理が頻繁になるためです。


手術だけでいうと、広背筋再建手術はこの病棟の3大手術に入る。

と看護師長は言ってました。

(ですので、乳癌手術等は、3時間程度なので、術後直接、病室に戻ってきます。)


もし個室に入院していたら、回復室通さず、直接個室に戻れるそうです。


最初から自分の未来を予測できていたら、術後1泊は、どんなに高額でも

個室を予約してましたね~(~_~;)


今後のため

病棟主任と 看護師長には

『回復室の改善/看護師さん達の対応』を退院前に訴えておきました。


右矢印私の後に、回復室で過ごした人によると、うるさい婆さんは、もういなかったそうです(笑)