F1 角田君・・・残念! | momonga385のブログ

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愛猫の事や、子猫の事や、世間の嫌なことを、私情を押し殺し、冷静に、分析し、新たな切り口で、記事にしていきたい!と、思っています!

予選で速さを見せていただけに、決勝でのリタイヤは残念・・・

チーム側の発表では、マシントラブル・・・具体的なトラブルの原因は明らかになっていない。

 

しかしながら、角田君のコメントでは、直線でもドリフトするような感じでリアのタイヤに均等にパワーがかからないように感じた・・・と言っている。

 

素人考えだが、デフのトラブルと考えてしまう。一般車の場合は、デフの働きは左右の回転数に差を生み出す事で、スムーズな回転を行う事が出来る。例えば、右にハンドルを切った場合、左側の駆動輪と右側の駆動輪では、回転差が生じてしまう。それを解決するために、機械的に回転差を生み出すようになっている。

 

一方、競技用の自動車の場合、一般車と同じシステムでは、パワーをロスすることになる。それを避けるために、一定の回転差が生じた時、片輪が空転しない様に、デフをロックしてしまう、これによって、パワーをロスせず、駆動力を得る事となる。

 

今回の角田君のマシンは直線で、ドリフトするような感じと言っていますので、デフに何らかの、トラブルが発生し、左右に同一の駆動力が伝えられなかったのではないでしょうか。走行中に後輪の左右に回転差が生じてしまった。それによって、左右の駆動輪に駆動力が掛かったり掛からなかったり、したのではないだろうか。なので、直線でもリアの挙動が変わる事で、カウンターをあてて、直進性を作り出さなければならなかった。

 

はっきり言って、これは怖いですよ。例えば、競技用の車で、コーナーで限界:攻めた時、FR車の場合リアのブレイクがどれくらいで来るかを分かって居れば、カウンターをあてたりして、スピンを回避できるが、予測できないくらい、リアが流れるのであれば、アクセルを踏み込むことはできない。F1のパワーでは、簡単にスピンしてしまう。

 

無理しなくて正解でしょう。

 

F1だから、最高の技術者が集まって・・・と考えがちだが、働く姿勢は、日本人には理解できない部分が多い。

 

例えが正しいかどうかには、疑問が残るが、例えば戦闘機を作るにしても、アメリカで造るのと日本で造るのでは、大きな差が出て来る。コストに関しても、日本よりアメリカの方が人件費等が高いから、と考えがちだが、高騰する理由は、働く姿勢が、大きく影響している事は言うまでもない。安い賃金で、必死に働いているのは、日本人ぐらいでしょう。

 

今回の、角田君のマシントラブルは、交換時期に来ていた部品の交換をしなかった・・・そんなとこではないかと思います。担当者のチェックミス。

日本で言うところの、お役所の「想定外」と同じでしょう。

 

追記:9月6日5:14

トラブルの原因は,デフェンシャル・・・デフトラブル。思った通りでしたね。挙動がおかしいと言う事は、デフェンシャルギアの調整ミスか、一部破損でしょう。普通であれば、決まった回数レースをした後、交換するはずです。普通の自動車と違い、レーシングカーの場合、命にかかわりますからね。ミッションのギアが壊れても駆動力が一部失われるだけですが、先にも述べたように、デフに関しては、マシンの挙動に影響します。途中で、諦めたのは正解でしょう。

 

この事で、レッドブルの、アンナや角田が批判されている様だけど、お門違いですよね。単に競うだけでなく、マシンの構造などに、関心を持ってもらうと、レースがもっと、面白くなると思いますよ。欧米の、特に欧州発症にスポーツは、自分たちに都合よくルールを変えたり論評するので、今回のような事が起きると、陰謀論が出やすい。確かに、メカニカルな部分が、F1ファンでも理解できないくらい複雑だから、作戦面への関心が高まるのは分かるけど、そんなスポーツは、衰退する。