コンピューターとの出会い | momonga385のブログ

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愛猫の事や、子猫の事や、世間の嫌なことを、私情を押し殺し、冷静に、分析し、新たな切り口で、記事にしていきたい!と、思っています!

Intel Pentium・・・良く、パソコンに、Intel insideと書かれたシールが貼られている機種が、
多いと思いますが、1993年に第一世代が発売になっています。
 
私が、パソコンを使うようになったのが1995年以降ですから、この頃は、
第二世代に移行した頃だったようです。
 
コンピュータと云う言葉に、なんだか遠い存在のものを手に入れる・・・そんな気持ちでした。
正に、明日からなんでも出来るぞう・・・的な感覚でした。
 
では、パソコンの頭脳はどんなものか、今、手元にあるPentiumを紹介してみたいと思います・・・
Intel Pentium 75MHz・・・
イメージ 1イメージ 2NECの「キャンビー」の脳みそである。
 
ベースクロックは50MHz
それを1.5倍することで75MHz・・・
 
 
 
その後、キャンビーは幾多の改造をされてしまうことになる。
この他に66MHzがベースクロックの物もあったが結構お高い機種に使われていた。
 
問題は、ベースクロックが低いといくら上位のプロセッサーに換装しても、演算スピードが、
思った様にアップしない事になる。快適さの影には、思わぬ罠が潜んでいることにマダ気づいていなかった。
 
Intel Pentium 120MHz・・・に、換装・・・車のエンジン出力をアップする感覚・・・
イメージ 3
イメージ 4
 
キャンビーが、ミツバチから、
スズメバチになったような感じ・・・
 
 
 
 
Intel Pentium 166MHz OVER DRIVE・・・66MHz用・・・どうする!
イメージ 5イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
丁度、ターボ・チャージャーが話題になった頃だと思う。ここまでは、キャンビーの
ベースクロックが、50MHz・・・世の中既に、66MHzが主流・・・
 
ここで、当時のパソコン事情を・・・
国内では、富士通がIBM互換機、NECは独自の路線、アーティストはマック・・・
が、主だったパソコンメーカーだったような気がする。
 
なぜ、NECだったのか・・・当時のパソコンでテレビが写る唯一のパソコンだったから・・・
ここでも、ビデオデッキの選択ミスの繰り返し・・・最初がベーター・・・消えてしまった。
 
当然、パソコンの中身を知る由もなく、ただ、NECだから・・・結局、NECもIBM互換になって、
Cバスの各種カードはキャンビー以外使いようがなくなってしまった。
 
当然、キャンビーが50MHzである以上、どんなに頑張っても見かけだけ速い状態・・・
問題のベースクロックは何処が決定しているのか?・・・マザーボードであった。
では、改造は出来ないのか?・・・それが、あったんです。
一部の回路をショートさせてしまうことで、66MHzになってしまうポイントが・・・
 
改造品は、保証が効かなくなるなんて、説明書に書いてありますが、外部機器を使う場合、
初期仕様にないボードを差し込むわけですから、その時点で、保証が効かなくなります。
なんで、ハンダゴテで、回路をショートさせることに決定・・・
 
ハンダごて一本で66MHzになり、無事、オーバードライブを換装・・・
 
ベンチマークテストで、改造の結果が実証されましたが、弱点も出てきました。
グラフィックボードがテレビキャプチャーカードのため、かなり低い値になってしまいました。
テレビを取るか、画像の表示能力を取るか・・・後は、予算の関係となります。
 
8MBのメモリが、6万5千円・・・そんな時代でした・・・