羊楼洞の入口だ。入ってみます。
羊楼洞に関する説明書きだ。
2010年に国より中国歴史文化名村の称号を与えられたと記載されている。また、茶葉の問屋が湖北省武漢は漢口に集まっているのだが、羊楼洞は小漢口とも言われ、茶葉の生産と取引が活発であったことがうかがえる。
ここで生産され取引された茶葉は中国国内の他、当時のチベットやロシア、日本へも渡ったそうだ。
羊楼洞の見取り図。この古鎮はとても小さい。
2002年には湖北省の文物保護に指定指定されている。明代・清代の建物が残ってるという。
古鎮へと進みます。
近年、この古鎮は再開発されたことで観光客がいます。
厘金局(Líjīnjú)
厘金とは清代末~民国初期にあった商業税の一つだ。この場所は税務署みたいなところだ。
ここで税金を納めていたようで、その風景を再現しているようです。
奥にはお偉いさんが座っています。
外へ出てきました。大清郵政とありますが、当時のものでしょうか??羊楼洞では1903(光緒二十九)年に郵便局が設立され、1923(民国十二)年に武昌-羊楼洞に電話線が敷かれたという。
何かの取り決めについて記されているようだ。光緒十三年二月吉日という字が見える。尚、光緒十三年は1887年にあたる。
こちらの建物では…。お茶を販売しているのでしょうか?
大通りを歩いていきます。
ありゃ、お花やサボテンがきれいに並べられています。
石畳が続いています。
雷家大院(Lèijiā dàyuán)
明・清代の旧家のようだ。入ってみます。
小さな門を更に抜けまして…
大きな白塗りの壁の建物がみえました。
大きなお部屋が見えます。
柱には獅子の彫刻。
梁にも細かな彫刻が施されています。
外へと出てきました。
申し訳ないことに、ガイドさんのペースで回ったことで思うように写真を撮れず…。
ちなみに、2016年にも羊楼洞へきたことがあります。
2016年に来たときは、全く整備がされていなかった。
観光客もおらず、時代に取り残され、忘れ去られたような有様だった。
こちらが青磚茶だ。
茶葉は圧縮されて、表面には「川」の文字を見ることができる。
「川」だが"四川"とは全く関係なく、単なる商号とのこと。
そしてこちらがお茶を圧縮する際につかう金型だ。
ちょっと不完全燃焼ながらも終わり。