岳飛を祀る廟。女真族の金によって奪われた江南の地を取り戻そうとしたら、秦檜(しんかい)の悪事に遭い、無実の罪で投獄・殺された。
岳王廟の門
門を入ると大きな廟
「精忠柏」
岳飛が冤罪の罪で殺されたとき、柏の木が突如枯れて、その後、徐々に石のようになってしまいこのようになってしまったという。
実際には、1億年まえの松柏科植物の化石という。
岳飛の「尽忠報国」は岳飛の精神をあらわす
山道の両側の石碑
お墓へ通じる山道
秦檜とその妻は、岳飛とその息子の前で跪いている。ツバを吐かれたり、ビンタされたりと未だに人々の許しが得られていない。
こちらは、秦檜と同じ一派で跪いている。
今のこの跪く像は「鉄人跪像」と言われ、1979年に再鋳造された。
左側が岳飛のお墓で、右手がその子のお墓。