気がつけば
もう2ヶ月以上放置している
反省
お陰様であんなに待ち焦がれていた
マレーシアでの生活が
すでに日常になっており
一日一日をしっかりと堪能しつつ
幸せな気分で過ごしております
毎日 街を徘徊しいろんな人に出会う
1ヶ月ほど前
街の大きなショッピングモールの前を
歩いていたら
「Can you understand English?」
と話しかけられた
「お、おう」と答えると
何やら金額が書かれた
メニューのようなものを見せられ
彼は中東の男の人のような風貌で
頭にイスラムの丸い帽子を被って
リュックを背負って
「I’m student 」だと言う
うそや〜ん
とはっきり心の声が漏れ出てしまったほどの大御所感
見せられたメニュー表は病院の診察代で
「僕は学生で先日交通事故に遭って
病院で治療を受けないといけないんだけど
診察代がこんなに高くて
ごはんも食べる事ができない。
お金を少し協力してもらえないか」
…うーん 実に香ばしい
私は基本
寄付や喜捨は喜んでさせて頂こうと
思っているけれども
なーんかこう…
その時はまんまと騙されてる感が否めず
ごめんね お大事にね
とだけ言ってその場を去ろうとした
すると
「シスタぁ〜 アイムハングリぃぃぃ シスタぁー！
アイム スチューデン〜！
シスター プリーズ！！🥹」
マレー語の「アンティ」（おばちゃん）
ではなく、シスターと呼ばれた事で
覚醒した私は
お昼ごはん代を寄付することにしました
「ほんとに怪我してるんだよホラ」
と彼は上着をめくりお腹を見せてきた
お腹に透明のパックがぶら下がっている
これが噂のストーマか。
中に緑っぽい液体が少し溜まっている
お、おぅ
若干ショッキングなものを見せられ
お昼ごはんとおやつ代を渡して
お大事にと言い残し その場を離れました
あのストーマは本物かどうかわからない
病院の診察メニューがちゃんと
ラミネート加工されて手に持ち歩いてるのも不自然だし
人混みの中 いかにも地元人ではない私に
ピンポイントで声をかけてくるところからして既に怪しいが
ま、いっか。
帰りに
スタバで一杯ひっかけるのを我慢すれば
いいだけの事
その話を看護師友人には話していた
そんな事も忘れていたつい先日
その友人から
遭遇したよ！診察メニュー！！
というニュース速報が入った
人気のない路地裏を歩いていたら
全く同じ
「Can you understand English?」
とのイントロから始まり
怪我をしていて病院に行かないといけない
けれども診察代がこんなに高くて と
メニュー表を見せられたと。
私の時と同じ人物ではなさそう
怪我をしてガーゼを貼ってるところも
見せられた
しかしそこはバックパッカー歴も長い
コミュ力抜群の看護師友人
「私ナースだから診てあげるよ！ どれどれ」
とガーゼを剥がして見てみたと。
結果 「ほんとに膿んでた」
友人はちゃんと治療費を出してあげました✧︎*。
ストーマが偽物なんじゃないかと
ちょっと疑ってしまって
少ししかお金を渡さなかった自分を
反省しました
治療したいのにできない人達が
協力してお金を稼いで
ほんとに病院に行きたかっただけ
なのかもしれないな
早く怪我を治して
スチューデント(疑)として純粋に
勉学に励めるといいなと思ったのでした
今日は満月ですね🌕 晴れますように🙏
