オーストラリア西部で
気温が50度を超えたとの事
https://news.yahoo.co.jp/articles/14dc12b17619e9a71a43bad7fb9c5a5ad9b2addc/images/000
私が滞在していた大昔
西オーストラリアのパースの夏で
記憶している限り体験した最高気温は
44℃でした
明日は40℃超えますよ〜 と
テレビの天気予報が言った日の翌日は
朝からカーテンを閉めたまま
窓や外に通じるドアも絶対開けず
部屋を暗いままにしておけば
冷んやりキープという先人の知恵があり
実際に私がお世話になっていたホスト
ファミリーもそうやっていて
外は44℃もあるのに
エアコンを使う事なく過ごす事が
できました
まるで砂漠のような気候🐫
そしてパースは雨が少なく
当時は慢性的な水不足で
シャワーも急いで浴びなければ
途中で水が出てこなくなり
泡ぶくりんのまま立ち尽くす大惨事を
何度か経験し
水の大切さを実感しました
水不足の影響が最も強く
私がどうしても最後まで
慣れることのできなかった事 それは
ホストファミリーのお皿の洗い方
まずシンクに洗剤をドバドバ加えながら
水を入れ 泡ブクブクにして
5センチほどの深さまで水を溜め
そこに食べた後のお皿や使ったお鍋を
全部投入し
その溜めた水の中でスポンジを使い
食器をゴシゴシ
シンクの中の水はもちろん
もうその時点でいろんなものが混ざり
ミステリアスな色になっているが
その茶色い溜め池から
取り出された泡付きの皿は
すすがれる事なくそのまま
水切りカゴにタテにきれいに並べられ
終了 という
うそやん… というやり方でした
ホストファミリーのお母さん曰く
お皿を立てていれば泡が下に流れて
汚れも一緒に落ちきれいになる
使っている洗剤は天然素材の物で
口に入っても大丈夫なものだから
すすぐ必要はなく
水不足のこの地方ではこのやり方が普通
との事でした
ええぇ〜…と思いながらも
そういうものかと我慢しつつ
ある時
よそのお宅でのホームパーティーで
後片付けまで手伝う事になった時
そのお宅では普通に洗って
普通に水ですすいでいるのを見て
もう何も見なかった事にして
自分を納得させたという
遠い日の思い出でした
水は大事
読んでいただきありがとうございます