次女の高校の寮の敷地には
野良猫が2匹住んでいて
ちゃんと屋根のある所に寝床もあり
食堂のごはんの残り物を
毎日もらっているらしいけれど
毎週末 娘を送り迎えする度に
その猫達にちゅ〜るとカリカリを与え
猫界での人気者になる作戦を繰り広げていた私はついに目標を達成し
最近キャッツはとうとう
私が車から降りると
すぐに駆け寄ってくるようになりました
(ΦωΦ)フフフ 大成功
そんな私は以前は犬派だったのに
6年前 マレーシアでサブちゃんに出会い
猫も大好きになってしまう
サブちゃんは、住んでいたコンドの前の
ローカル食堂が並ぶ通りに住んでいた
人なつこい穏やかな性格の野良猫で
娘たちが学校から帰ってきたら
サブちゃんにおやつをあげるため
一緒に前の通りまで出て
サブちゃん探しをするのが日課だった
バイクが好きで
食堂の前に止めてあるバイクの上で
寝ていたり
必ずどこかしらにいて
向こうも私たちを見ると駆け寄ってきて
スリスリしてくる
前に飼っていたメダカの名前が
一郎と二郎だったのでサブちゃんと名付け
我が家の専属野良猫として
毎日可愛がっていた
ある日
いつものようにおやつをあげようと
外を歩いていると サブちゃんは
ローカル食堂の前でくつろいでいて
向こうもすぐに気付き
ニャーコラニャーコラと走ってきた
するとローカル食堂のオーナーが出てきて
「かわいいでしょー
名前はマンジュって言うんだよ
マンジュ〜こっちおいで〜」
ジェラっ
サブちゃん… 本名あったんか
そして饅頭はなんか嬉しそうに
向こうに行ってしまった
我が家の専属ではなかった ( ‾ʖ̫‾)
それ以来サブちゃん以外の野良猫にも
たまにおやつをあげるようにして
広く浅く猫付き合いをしようとしたものの
やっぱりサブちゃんは特別で
あんなに仲良くしてくれる優しい猫には
なかなか出会えない
5年間のマレーシア生活の中に
最初からいたサブちゃん
4年経ったくらいからあまり食べなくなり
具合が悪そうな様子を見る事が増えてきて
思いたくないけれど
もうそんなに長くはないかもしれないと
フラフラしながらも
ちゃんと挨拶に来てくれる律儀な猫で
あまりにも具合が悪いなら
段ボールに入れて病院に連れて行こうか
最後はうちで面倒見ようかと
本気で思っていた
そのうち探し回っても
サブちゃんの姿を見つける事は
できなくなり
天国に行ってしまったんだなとわかった
最期を見送る事ができなかったのは
少し心残りです
娘を寮に迎えに行った時
キャッツ達にホレホレ(`∀︎´)ノ⌒。。と
おやつをあげながらいつも
サブちゃんの事を思い出しているのでした
すりすりサブちゃん
読んでいただきありがとうございます