こんばんは
2日前、山道で遭難し
タクシーも呼べず 重りを両手に持ちつつ歩きながら考えた事
Grabのシステムを考えた人は天才じゃなかろうか
2015年に私がマレーシアで生活を始めた時にはまだGrabはなく 普通のタクシーが主流でした
2.3年目くらいから少しずつ浸透してきてもうなくてはならない存在になった
アプリひとつですぐに車がやってきて
タクシーの3分の1くらいの安い値段でどこでも行ける素晴らしいシステム
一般の方の車に乗せてもらう感じで
運転手さんもいろんな人がいる
印象に残っている運転手さんも多く
クアラルンプールで乗った時の
インド系の運転手さんは30分間延々と政府批判を続け
インド系が政治を司ればこの国は
素晴らしいものになるさもなくばこの国はもう落ちぶれる一方だ
とにかくインド系に何から何まで国の全てを任せればいいのに
ね、そう思うでしょ?
とバックミラー越しにものすごい圧をかけながら強引に同意を求めてくる
30分間ずっと彼の演説を聞かされ
疲れた私は
おっしゃる通り
あなたの言ってる事は
全部正しい!
と死んだ魚のような目で言ってあげたら
彼はとても喜んでいた
住んでる町の少し遠いスーパーまで乗った時は恰幅のいいマレー系の運転手さんで、日本の事をいろいろ聞いてきた
そして日本の女性は控えめで優しいと聞いた事があるとそのおじさんは言い
イスラム教では妻を4人まで持つ事ができる 今は1人だけど2人目を持とうと思っている
次は日本人にしようと
思ってる
ほんとにそう言った
そしてバックミラー越しに目が合ってしまい
どう思う? と聞かれ
無理だら三河弁
と日本語でうっかり
低い声で食い気味に答えてしまい
今となっては反省しています
娘の公文の帰りに乗ったグラブの運転手さんは完璧な日本語を話す若いマレー系の男の人で
岡山と広島で4年間働いて
マレーシアに戻ってきた。
来年婚約者と結婚するので貯金するため仕事帰りにグラブの運転手さんをやる事にしてこれが初仕事
最初のお客さんが日本人で嬉しいと言ってくれた
ほんとにいろんな人がいたけれど
基本的にみんな気のいい陽気な
マレーシア人
フレンドリーな国だからこそ
猛烈な勢いで定着したサービスなのかな
とも思います
またいつか乗れるといいな
と九州の田舎で思いを馳せる秋の夜なのでした
大好きな神社の花手水🌼