娘達がインターナショナルスクールに通い出してしばらくした頃
韓国人の3姉弟が入学してきました
一番下の弟が中1で
お姉ちゃんが中2と高1
真ん中の中2のお姉ちゃんが
うちの長女と同じクラスでした
お母さんがとてもフレンドリーで
彼女達がオフィスに教科書などを買いにきている時、偶然会い元気に声をかけられた
お母さんの名前はジェニファー
韓国人のママ達は
イングリッシュネームを持っている人が多い
彼女の英語はゆっくりで
教科書のようなきちんとした文法で
とても聞きやすくわかりやすい
軽く立ち話をすると
「うちの子達 学校に通う
のはこれが初めて」
…ん?
インターナショナルスクールに通うのが初めてという事ですよね?
「学校自体が初めて」
…へ?
中1と中2と高1…
学校自体が初めて??
よくよく話を聞いてみると
自分たちの考えがあって
小学校も中学校も韓国で一度も行かせた事が無く
家でジェニファーとご主人が勉強を教えていたという
海外に来るのもマレーシアが初めてとの事
一番上のお姉ちゃんは英語がペラペラで
学校の複雑な事務手続きなどは
お姉ちゃんが両親に代わりやっていた
近所の英語が上手い人に教えてもらったり
家でビデオを観て覚えたと言っていたが
とても流暢な英語で長く留学をしてたのだと思えるレベル
そしてその3姉弟
3人ともものすごく優秀で
特に数学や理科、ICTなど
ダントツでトップの成績で
キム家の3姉弟は一躍有名になっていた
確かに学校は必要ない
2年間の予定で家族でマレーシアに来ていて
お父さんは英語を話さなかったけれどいつもニコニコしていてとても穏やかな方でした
そして2年の予定だったけれども
1年で十分良い経験ができたと学校を辞めてしまい寂しくなった
何度も家に呼んでいただいて
美味しいご飯をたくさんご馳走になったり
一緒に動物園にも行ったし
遠い港町までドライブにも連れて行ってくれた
その後は2ヶ月ほどかけて家族5人で車でマレーシア中を旅行して周り
韓国に必ず遊びにきてね
そしてうちに泊まってねと見せてくれたお家の写真が大豪邸
お庭が美しい森のようで
「ペントハウスが空いてるから
どれだけでも泊まっていいよ」
と謎の言葉を残し
マレーシアを去って行きました
みんなとても仲が良く
いつもニコニコ家族で楽しそうに会話をしていて 見ていて本当にこっちまで幸せになれるような素敵なご家族
いろんな価値観を覆してくれた
学校に通うのが全てじゃないとわかり
この先何かあったとしても全然大丈夫、と思えるようになり
とても気が楽になれました
元気にしてるかな
また会いたいです
🐟