マレーシアの学校で
クラス別に先生と保護者の
グループチャットがありました
入学した時に自動的に追加され
担任の先生が連絡事項や持ち物など
イレギュラーな事があると
そこで連絡してくれる
クラスによって雰囲気は違うけれども
長女の最初のクラスは
先生がマメな人で
よく連絡事項が書かれていました
先生がそれを伝えてくれると
「thank you miss」
「tq」 (thank you の略)
「tq」
と 次々にみんな返事をしていて
ほう、ここはひとつ波に乗ってみよう
「thank you miss」 ぽちっとな
その後も次々に続く
先生も合間にどういたしまして
と入れてくる
私は毎回はいいかなと
たまに返事をするくらいで
後は見るだけになっていたけれど
その後も何人もの人が返事をしていました
そんな感じが続いていたある日
オーストラリア人のお父さんが
チャット内に
「EXCUSE ME」
と大文字で突然現れ
「ちょっと聞きたい事があるんだけど
毎回返事は必要ですか 皆さん」と。
「それとも先生は毎回
返事をしている人をチェックしていて
子供の成績に影響でもあるんですか」
( ‾ʖ̫‾)
先生は
「いいえ そんな事はありません
でもこのチャットで保護者の皆さんと
交流を持てる事は有り難く
返事をしてくれる皆さんにも
感謝しています」
と大人の対応 すると
「I U-N-D-E-R-S-T-O-O-D 」
(わーかーりーまーしーたっ みたいな感じ?)
「娘にも学校で先生の話には
毎回毎回きちんと全部返事をするように
しっかり伝えておきます」 ( ‾ʖ̫‾)
その後もなんかブツブツ言っていた
全ての文字が大文字で書かれてあり
お父さんの強い苛立ちが伝わってくる
その後返事をする人が
少なくなるかと思いきや…
前よりさらに増えた
みんなが一丸となって
クセがすごいお父さんに
抵抗しているのがわかる
普段返事をしない人までしていた
それ以来お父さんが
チャットに現れる事は二度と無く
またthank you が飛び交う
賑やかなチャットに戻りました
スカッとマレーシア
そしてアルファベットの大文字は
単なる強調だけでなく
怒りを表現したり煽ったりする
意味合いでも使われるのだなと
この時初めてわかったのでした
読んでいただきありがとうございます