歯や歯茎などが臭い時、イソジンで直接ふく方法を前回書きました。
今回は、「うがい方法」についてです。
TVでどなただったか、歯科医が
「フッ素がよりよく付着するように、うがいは1回がいい」
と言っていたのを見たことがあります。
反論したいわけじゃないんです。
もっといい方法があるじゃないか、と思うのです。
(少し手間かもしれませんが)
うがいをしたら、流さずに、
透明のコップに(ガラスでも使い捨てでもいいです)
ぺーっと出して、よく見てください。
驚くほど汚いです。
細かい汚れがたくさん出てきています。
何度かやってみると、
4回くらいでそこそこきれいになります。
だから私は
「歯磨き後のすすぎは最低4回やりましょう」
と言いたいのです。
1口内全体を軽くすすぐ
2左右をしっかり
3上下をしっかり
4喉の方のうがいをしっかり
こんな感じです。
喉の方へも汚れや歯磨き粉がまわってそうなので(汗
うがいして落とします。
では、歯磨きはどうしたらいいのか?!
歯科で処方箋を書いて貰わないと手に入らないフッ素(塗布剤って言うのかな?)
があります。これは、くちゅくちゅと歯、全体に巡らせたら20分ほど放置したのちすすぐのです。
というわけで、
・フッ素の多い歯磨き粉を使って
・20分以上かけて歯磨きをする
(・そしてうがい4回はする)
という方がいいのではないでしょうか。
ちなみに「歯磨きをした後で、これを塗って、うがいしてください」
というフッ素入り歯磨粉のようなものもありますよ。
処方箋なしであれば、フッ素の多い歯磨き粉(できれば研磨剤なし)で、
2度目は全体に塗布だけして20分以上放置したらうがいする、
というのでもいいと思います。
また、言い換えれば、
・いくらフッ素がたくさん入っている歯磨き粉でも、
わずか2、3分ブラッシングしただけではほとんど定着しない。
ということが言えるのではないでしょうか?
「900ppm」とか書いてあるやつ使っても無駄になってしまいますよね。
ちなみに?
人間、塩や砂糖でも「致死量」があるわけで、
「フッ素」にも致死量があるんですよね。
海外ドラマのCISシリーズで、
フッ素入り歯磨き粉を食べて自殺する、
という話があって衝撃的でした。
体重1kgあたり3mgとか10mgとかっぽいですが・・
詳しくはお調べください。
ドラマでは、(成人男性だったかな)チューブ2本でお亡くなりになってました。
(体重70kgの男性として、10kgのこどもは7分の1で・・・なら危険ですよね)
実際には食べて死ぬ人はいないかもしれないけど、
痴呆や味覚障害であれば起こりえないとも限りませんね。
毎日飲み込んでしまったからといって、
たまって死ぬものでもないようですが、
ブラッシング後、うがいは1回しかしないっていうと
けっこう飲み込んでしまいそうで、
気持ち的にもいいものじゃないな、と私は思います。
小さいこどもには、なるべくフッ素の少ないもののほうがいいように思います。
どうでしょうね。うがいは必ずセットでできる子がいいですね。
日本中毒情報センター
PPM換算表(ナカライテスク株式会社)