ちょっと前に共通テストリサーチについてかきました。

 

予備校によって少し判定がわれるということをお伝えしましたが、うちはバンザイは優しいけれど、駿ベネはちょっと厳しめで、東進はしぶっ!って感じ。

お友達のところは逆に駿ベネは優しいけれど、バンザイは厳しくて…みたいな。

 

片方が甘いのなら優しめ設定なのかなと思うけれど、逆もあるってなんだ?

理系と文系だから?

この謎はとけていません…すみません…誰か教えて…

 

実際の入試結果…合否と各社のリサーチはどうなんだ?ということで。

うちの共通テスト利用入試をもとにお話ししようと思います。

(うちは最後の模試をうけていないので、二次試験含むドッキング判定はできていないのでちゃんと検証?できたのは共通テスト利用だけなので、そちらについて書きますね。)

 

この1つ前にも書きましたがうちは共通テスト利用入試(1つ併用含む)は多いです。

本人希望ではありません。

予備校の先生にも「多すぎ!」といわれたので、実際はこんなに出す必要はありません。

 

息子が理想は高い割に勉強しないでゲームばかりしていて私がキレたのと、大学説明会を聞いてわいてきた実験的な興味、国公立志望なら私大の一般受験は多くても3校くらいと担任からいわれ震えたこと、そして私と夫がかかったコロナでおりた生命保険金(60万弱!)で懐が潤っていたことで、ジャ〇ネット出願ハイになりついポチポチと出願してしまいました。

あとはあれですね…中学受験のトラウマ。息子は中学受験の入試直前に熱をだしてヘロヘロだったので…本番で実力を発揮できるかわからないからこそ、少しのチャンスも逃したくない的な。

 

共通テスト併用入試や一般受験は本人が受けに行くので体力や熱意的に本人に相談なのですが、共通テスト利用入試はお金と調査書があれば出願でき、共通テストの結果だけで合否が出るので親が選んで出すことは可能なんです。

まぁ賛否両論あると思います…それこそ試験の感触もわからないままに予想で出すというギャンブル要素が強い面もあるので万人におすすめするものではないし、ご不快な方は飛ばしてください…

 

 

書いていませんでしたが共通テスト利用入試は、自己採点とリサーチでは不安な「本当に点数がとれているのか?」という答え合わせを共通テスト利用の合格をもって確実にすることができます。本番の国立前に点数がちゃんと取れているのを確認できるというのは安心材料。

ただ意外と合否結果出るのが遅いので、早く結果が出るところに出願するのと自分の子供の共通テスト結果のボーダーあたりを満たすところに出願してないとその安心的なメリットはでてきません。

 

実際に出願するとわかると思うんですが、1つの大学の学部でも学科によってボーダーが違ったり、教科数が違ったりするので、ここの大学の合格が欲しいと思うとついつい1つの大学につき色々併願しがち。

共通テスト利用入試は一般でうけるよりもお安いので追加しがち。

教科数が多いとボーダーラインがさがるので、国公立受験型ならそのメリットを生かして多い教科数の方式にしたいけれど、実際の子供の得意科目は文系3科目で、本番は苦手科目で大コケするかもしれない。一体どっちが安全なんだ?わからない…的に選べなくて両方出願しがち。

 

共通テスト利用入試に関しては、大学も問題を作ったり人員を割いて採点や試験監督をする必要もない。そんなに手間かけなくて(といったら何ですが)受験料は入る入試なので、複数併願してくれればそれだけ収入は楽に増える。また補欠対象にしないで一般受験の結果の前に手続きを締めきってしまえば、学部入試の合格者の読みもそうはずすこともない。

そんな訳で、受験生(保護者)と大学、それぞれお互い大人の事情的なメリットはあるわけです。

 

なんかちょっと後ろめたいので色々言い訳並べてみましたが、共通テスト利用入試の結果はこんな感じです。(合格〇、不合格×)

ボーダーは河合塾が出しているもので、受験校を決定した11月のものと、実際どうだったかという3月のもの(共通テストリサーチ結果と同じでした)を比較のためにのせてみました。

 ※追記 

 ボーダー得点率の11月の空白の部分はその時点では検討していなかったけれど、出願時に勢いで追加したため11月のデータがわからないため空白です。また英検の部分は英検準一級で加点かみなしがある入試に★印をつけています)

 河合のバンザイシステム、駿ベネのインターネット選太君、東進の合否判定systemと表記がバラバラになってますね。元の画像どっかにやっちゃったので訂正できない…まぎらわしくてすみません↓

バンザイ=河合バンザイシステム 駿ベネ=インターネット選太君 東進=合否判定systemです


 

大学名はよく大学説明会でつかわれる伏字であらわしてみました(全く伏せてない)

実際はJじゃなくSなんじゃないかという気もしますが…。

共テの横に書いてあるのはその大学が用意した複数ある共通テスト利用入試でどの教科数をうけたかを表しています。

 

合否結果をみていただけるとわかると思いますが、各社のリサーチがC判定なら共通テスト利用はまぁ合格。C判定なら希望がもてるんじゃないかと思います。

東進はよくわからないんですよね。甘い部分もあれば激渋なところもあるし…

実際大学側がどこまで合格者をとったのかわからないのと、CでもBに近いCとDに近いCがあるので必ずしもCなら受かるわけではありませんがまぁ目安にはなるかな?

 

共通テストいう一つの試験の結果で合否がでますが、科目数もちがえば、傾斜配点かかっているところもある、必要科目指定もバラバラなので点数はまちまちにでています。

 

W大とR大は二つ出願していますが、それぞれ受けた学部が違います。

J大は同じ学部で出願しましたが学科と教科数をかえています。併用の方は共通テスト利用入試の片方と同じ学部です。

C大は同じ学部ですが、教科数と学科をかえています。

そしてだいたいは共通テストを受ける前に出願する事前型ですが、W大とH大のC方式、J大の併用は共通テストを受けて自己採点をした後に出願だせる事後型です。

 

うちの息子、共通テストの勉強(復習)をちゃんとしなかったので、高校3年生の1年間くらいはずっとトータル900点満点の国公立型では80%前後あたりををうろうろしておりました。(追記 よくみたらこんなに高くなかったです、成績推移のページをご覧ください)

なので、11月に受験校を決めるときは、上の表にある11月のボーダーラインをじっくり見くらべて考え、予備校や高校に提出しました。同じくらいのボーダーが重ならないように数字をずらしてまんべんなく選んだつもり。

 

決め方としては、

H大…いくら調子が悪くても70%をきることはないから確実にとれそう。手続き期間が長い

R大…英検利用でメリットある(実際は共テで点数とれたのでメリットはなかった)

C大…看板学部なので合格は欲しい。しかし学科によって人気度に差があるので、入りやすいといわれる方と、人気がある方をわけてだした。

J大…英検利用でメリットある(加点)。普段の成績では厳しいけれどワンチャンあるか…

W大…だめもとで…

 

C大あたりまでは模試でも結構いい判定がでていたので、合格もらえそうかな…なラインでした。

結果的に過去最高に共通テストの点がとれ、トータル5教科7科目でも85%以上とれたので、合格の〇が多くはなっています。でも11月の時点では五分五分かなぁ…くらいの併願校決定でした。

 

そして11月のボーダーは模試を受けた受験生が志望校にあげたものを参考にだされていますが、実際に出願時期になると数字がかわります。

これは、今まで考えていなかったところを志望校に加える人がふえるからで、リサーチ結果が出ると秋口までの数字と随分かわってしまう大学もあります。

特にH大なんて結果みて、え?安全パイなつもりがこんなにあがったの?みたいな感じでした。(事後型だったのもあるでしょう)

※事後型のところは、自己採点をしたあとリサーチにかけてA判定かB判定が出た層が確実な自信と勢いをつけて出願してくるので、確実に得点をもっている合格者圏内層が増えるので、必要な得点率は高めになってきますし、合格者をあまり出さない大学はボーダーより下の人は厳しくなってきます。

(うちは面倒なので全部一緒に出願してしまいましたが、共通テストを見て考えたい&受験料を抑えたい人は事後型がおすすめ。)

 

息子の共通テストの自己採点がでて、そこからフライング気味に得点率を計算して何となく〇か×か感触をたしかめていたのですが、リサーチ結果でたらボーダーが数パーセント上昇しているのが判明して「えぇぇ…予想あてにならないじゃない!」みたいな。

たった数パーセントと思われるかもしれませんが、あとちょっとが足りない…というのはものすごく切ないものがありますし、リサーチから実際の合否が出るときまでモヤモヤします。

 

高2の時に受験の記事を書いた時に、一足先に受験を終わらせたお母様から

「共通テスト利用は普段の子供の偏差値から2ランク下くらいの大学くらいじゃないと合格をとれない」

と教えていただいたことがあります。

うちは今回ラッキーなことに予定よりかなり点数がアップしたので、共通テスト利用を割といい結果で泳ぎ切れましたが、確かにそれまでの息子の得点率と同じだったら実際の共通テストはもっと厳しいことになったはずです。(息子曰く模試やパックより本番の方が易しかったそうです)

 

我が家(私)は気になるパターンは全部出願しましたが、そうではない人もたくさんいます。

たとえば共通テストの点数をあまりとれる気がしなくて共通テスト利用を出していなかったとか考えていなかったけれど、実際はかなり点数がとれてしまった子達は

「〇大出願しておけば合格もらえたじゃん!」

とかいうつぶやきをSNSにあげていました。

あとは

「この入試方式だと望みが薄かった。こっちの方式でだせばよかった~!(泣)」

とかね。

ちょっとの差、本当に数パーセントが合否をわける共通テスト利用。

このギャンブルにのるかそるかはあなた次第…なんてね。

 

 

さて。

今日から数日仕事が忙しいので、明日更新できるかちょっとわかりません。

3月中に何とか書き終えたいんだけれどなぁ…