二月の勝者はじまりましたねー。

戦慄の「父親の経済力、母親の狂気」もありましたね。最初見た時は震えたわ~

まぁ、実際にはバリバリ経済力のあるお母様も、めっちゃ狂気なお父様もいらっしゃいますけどね。

まぁ経済力は中受に必須!

 

そんな訳で

★お金の話

 

・塾代

中学受験ではだいたい最初

「中学受験するのっていくらくらいかかるの?」

「各大手塾の塾代の比較」

なんて記事を読んじゃいますよね。これはやはり中学受験というのが学校でならったことではないテクニックのいる問題を解く必要があったりするので塾が必要な為。

「今塾代を払えない家が私立に入って学費をどうするつもりなんだ!」

みたいな厳しい声を掲示板でみかけたりしますが、今まで習い事でもそこまでお金をかけてこなかった家には結構な出費とハードル。

 

うちは5年からの通塾でしたので、平均よりはかかっていないのですが、だいたい学年が上がる方が値段が高くなるので、4年生から通塾していた組にきいても「そんなに4年の時はかからなかったよ」という意見が多い。

類は友を呼ぶのか、わりと丼勘定派が多いので過ぎたことは忘れる的な感じなのでざっくりですが…

「6年は100万かかったよねー…?」くらいな感じです。

 

中学受験もいわゆる大手塾の他に個別指導塾や家庭教師なんかをつけるお家もあるので、そうなるともちろん費用はかさみます。また羨ましい一部の層はスカラシップをとっていてお金かからない的な部分もあるので、みんなが塾代で大変かというとそうでもない。

「うちは基本の塾以外に通わせる余裕はないわ!」

と心にきめているお家は、だいたい一般的な記事の通りに考えてよいのではないでしょうか。

塾にいわれたオプション講座をとるかとらないかとか、志望校の特訓に遠くまで通う場合や親が送迎する場合は交通費がかかる…くらいですかね。

まぁ、そうは言っていても直前期になるとそれこそ狂気のような不安にかられて、今まで頼む気のなかったものに積むケースもあります。

 

・中高の学費

これまた中学受験時代は話題になり、私も市進の中学受験情報ナビにはお世話になりました。

 

「千葉は安いのに、神奈川はなぜ高いんだ…」

なんて思ったりしたものですが、うちは神奈川から出る気はなかったので早々にあきらめました。

その当時は

「同じような偏差値なのに地域や学校で数十万の差があるわね…この差は一体何かしら?」

なんて見比べては思っていましたが…入学しちゃうと他の学校の事は気にならずに普通に自分の子の学費を払う感じです。

今じっくり市進の表をみてみましたが、息子が中学受験の時とだいぶかわっているなー…という感じ。全体的にあがったかな?千葉も思ったより神奈川と差がないような?

必ずしも都内だからとか難関校だからとか設備がすごいから学費が高いとかでもないんですよね。

桜蔭とか豊島岡とか、あのR4であの大学実績なのに400万円代か~!って思っちゃう(笑)

 

・中高時代にかかるその他のお金

部活によっては結構かかるとききます。

遠征や合宿が多かったり、シューズをよくはきつぶす、遠くのグラウンドで練習があると交通費がかかるとか、道具や学期によってはウン10万コースとか。

交通費は結構地味に痛い問題です。中学校の定期の方が高校に比べるとお安いのですが、その定期の範囲以外だと普通に大人料金ですものね。

あとは修学金の積み立てが学費と別にあったり、旅行代金は別に払う学校もあります。

息子なんかは帰宅部ですし、海外研修旅行に行く予定がコロナでふっとんだので、予定にくらべれば全然かかっていない…中学受験の6年の方が色々大変だったわーって感じです。

あとは育ちざかりなので制服のズボンや上着等で買い替えが発生するくらいかな?

 

「母同士のお付き合いが派手なんでしょう?」「ブランド物のバッグと持たないと浮くかしら」みたいな心配もみかけますが、このあたりは本当に学校のカラーや一緒にいる人によるのではないかと。

このあたりは学校見学とか、学園祭などで保護者の方を見ればだいたい予想はつくかと。

コロナ禍で全くそのあたりのお付き合いもなくなったので現在はそのあたりの心配は一切ありません。

 

長い6年間ですので、途中で経済状況が変わってしまうのも無くはない話。

私立では両親に何かあった場合の救済措置がある学校もありますし、高校からですと修学支援金や、県の学費補助金などもあり、条件に該当する方は申請&手続きすればいただけます。

また特待生制度がある学校もありますね。

毎年見直しするところもあれば、入学したらずっと適用の学校も。

二月の勝者の漫画の方でも開成の道灌山奨学金なんかの話もありましたし、成績がよくて素行問題ないお子様なら夢ではない…という話。

そしてお金の面でしたら、もちろん私立じゃなく公立中高一貫校という存在もありますね。

 

・中高の塾代

このあたりはこの前かいたので省略。

通う教科やコースが多ければ高くなりますし、中学受験みたいに「塾なし受験」がものすごくレアかっていうとそうでもありません。

 

・大学の学費

これも「大学」 「学費」とかで調べれば色々でてきます。

河合塾のkei-Netによれば

 

 

初年度にかかる費用をみると

 

♦国立大学 

 授業料  535,800円

 入学金  282,000円

 合計   817,800円

 

♦私立大学 文系(平均)

 授業料  793,513円

 入学金  228,262円

 施設設備費  150,807円 

 実験実習費  8,832円  

 その他   75,786円

 合計    1,257,199円  

 

♦私立大学 理系(平均)

 授業料  1,116,880円

 入学金  255,566円

 施設設備費  177,241円 

 実験実習費   62,566円  

 その他   61,192円

 合計    1,673,446円  

 

★私立大学 医学部(平均)

 授業料  2,666,458円

 入学金  1,340,552円

 施設設備費  1,033,580円 

 実験実習費   309,860円  

 その他   1,634,910 円

 合計    6,985,359円  

 

と最初の1年でも結構な差。

当たり前ですが国立より私立は高く、文系より理系の方が高いです。

国公立は文理一緒なので理系や医学系の人には本当に嬉しい学費。

 

理系は大学院に上がるのが普通という空気の所が多いです。

もちろん就職する人もいるのですが、大学説明会をきくと理系ではどのくらいの割合が大学院にいくかというのをグラフで出している大学もあります。

私の勝手な印象ですが、難しい大学になればなるほど率はあがるというか…研究をきちんと続けるという意味で大学院に行く率は高くなる感じです。企業などの研究開発職は修士を必須としているケースもあるので研究を生かした職につくならば大学院に行くかなと。

もっとも理系でも全然違う分野に就職する方もいらっしゃるので、そのあたりは4年で卒業するのかもしれませんね。

また私達の時代とは違い、薬剤師も6年制と4年制があり、国家試験で薬剤師になるには6年制、研究などで薬剤師にならないのは4年制になりました。

6年制は薬学科になりますが、4年制は薬科学科になります。

 

うちみたいに文系ですと、私大の説明会でも

「国立も昔と違い今は年間50万こえますから、80万くらいの私立とそう違いませんよ」

「遠くの国立で一人暮らしするくらいなら、近くの私大の方がお金かからなかったりします」

なーんて言われたりします。

単純なのでそうかぁ…なんて思っちゃったりしますが。

よく考えたら通学できる国立が一番安い!(笑)

 

もっとも私立大学は裕福なところが多いので、大学説明会でも必ず奨学金の話がでます。

「奨学金…どうせあとで返すんでしょ」

「子供が将来返すことになるなんて可哀そうだわ」

みたいなイメージがあるかもしれませんが、返済不要の貸与じゃないタイプも結構たくさんあるようです。

このあたりは親の収入とか、遠方からきている人とかいろいろな条件があって、申請したのを大学の方で振り分ける…なんて話もききます。初年度の奨学金をうけたい場合は入学前に申請するようです。

入試前に予約する予約型奨学金みたいなもので「4年間の学費かかりません!」的なものも大学によってはあります。

 

浪人時代の費用

ここはちょっと未知の世界なので…

学校の先輩のお母様方からは

「浪人はだいたい1年で100万かかるわよ」

とか

「学生時代は学校のスケジュールで規則正しく生活していたけれど、浪人生は自分で時間をきめなきゃいけないから大変」

「授業で体育とかないから、うちの子は運動不足だわ」

なんて聞いたりしますが…予備校にいかずに自分で勉強するって手も無くはないので何ともいえません。

ただ、センター試験から大学入学共通テストになる切替時は「4月からの予備校の申込締め切りがものすごく早かった」、「定員がいっぱいになった」とは聞きました。

未知の試験だから通って対策しなきゃ!って人が多かったのかな?

 

・大学時代にかかるその他のお金

一人暮らしとかをするとその分お金がかかりますね。

このあたりは地方にいくと家賃が安くなったり、親の収入に応じて安価な学生寮に入れたりする場合もあるのでケースバイケース。

また大学生はアルバイトができるので、全部親が支払うという訳ではありません。

ただ、学部などによっては実験や実習等が忙しくてバイトする暇がない…なんてところもあるようです。

その他留学等を考えている方はそちらの費用もかかりますが、大学説明会などではだいたい交換留学生の話がでて

「あちらの大学に学費をおさめる必要はありません」

「奨学金が用意されているので、必要なのは渡航費です」

みたいな話もでたりします。

いずれにせよ、成績が良いお子様は色々道が開けるようです(何にでも通じるな…)

 

お金の話こんな感じかな?

 

あと2本くらい書いたら、この単発企画も終了予定でーす。あと少しおつきあいよろしくお願いします。