(ちょっと辛口です。メンタル弱い2018年組は閲覧注意してください。)

 

結果が出始めましたね。

合格の方、おめでとうございます。

残念だった方、これをどう生かすかが大事です。

 

…………

全く別の事下書きしてあったのですが、ちょっと気になったのでこちらを。

栄東A結果を皆さんのブログやエデュなどをうろうろみているのですが、今年は

 

・栄東がとる人数を絞ってきた(出願者数が増えたのに、合格者数を絞ったので厳しい戦いになった)

・昨年よりかなり平均点がアップした

・国語苦手男子にはきつかった

 

というところで、結構波乱含みの展開だったのかな??

 

気になったのは

「塾で絶対大丈夫だと言われた」

「子どももできたと言っていた」

「受かる予定でいたのでBの過去問がない」

という書き込み。

 

受験において絶対はないです。

私はアドバイザーではないので、専門的な事は言いませんが。

今回みたいに埼玉ですと、どうしても神奈川(特に南の方…)は1月受験は通える学校でない分「お試し」感覚になります。

それは悪いことではない。

ただ、これからの千葉もそうですが、埼玉や千葉、そして東京でもそちらの地域に近い人にとっては「通ってもいい学校」もしくは「志望校」なのです。

そりゃ同じR4でも、過去問の取り組み方や、傾向対策で違いや甘さは出てきます。

「受験なので満点とる必要はない、合格点をとればいい」といいますが、今回みたいに合格点が移動する場合もあるので、確実だと思っているなら、さらに見直す。本番の試験に向けてどれだけ1点を丁寧に取っていけるかが大事です。

とくにボーダー層は、1点の中に何人もいて合否を分ける。

もう一回見直す、ぎりぎりまでくらいつく…それが大事。

 

次に子どもの体感。

これは全くあてにはなりません。

過去問でできていた、去年だったら合格していた…と思いたい気持ちはわかるけれど、あくまでも戦っているのは今年の受験生だし今年の問題なのです。全く合格者がいない訳じゃない。いないと思いたいけれど、実際にはR4が同じくらいの塾の友達が合格していたりするはずです。

 

模試でも、「できなかったー!」と思うと意外と平均点悪くて偏差値高かったり、出来たと思ってもミスしたり高得点勝負で意外とふるわなかった事ありませんか?

同じ層にいる子なら同じようにできていても不思議はないはず。取れた問題を落としていないか?時間配分は大丈夫だったのか?さらなる一点が取れなかったのではないか?つまらないミスをしていないか…そんな事を確認しましょう。

やはり真摯に問題と向き合うのって大事だと思うのです。

「過去問はあくまで過去の問題」とおっしゃる先生もいらっしゃいます。

私は過去問はやはり必要だし、大事な部分も多いと思うので、やる必要はあると思いますが、「いつも模試で80%だった」「過去問で不合格になった事がない」というのは、実際の入試において安心材料になるかもしれないけれど、手形にはならないのです。

 

私の息子が通っていた校舎では、最終保護者会で

1月の入試の感想や出来は聞いてもいいが、2月の出来は子どもに聞かない

と言われました。(これ、「言われてない」、「バリバリきいちゃった!」って終了組もいたので統一ではないのかな?)

子どもの出来たはあてにならないからか、聞いても意味がないからか。

実際息子には「きかないよ」と言って、実際に言ってきた時も「へー、明日は何時に出かけるからね」といって話をそらしました。

※息子、受かった学校は「あそことあそこの問題は間違えた。やばいかも」と分析していましたが、ダメだった学校「落ちる気がしない!できた」と言ってました(笑)→塾で再現答案みてもらったらケアレスミスボロボロして算数ひどかったようです。なので本当にあてにならないなと。

試験直後の出来た出来ないに一喜一憂しない。どうせ出る数時間後の結果みてから喜べばいいんです。

とりあえず連日の試験になる場合は、その前の試験とは気持ちをきりかえて。

その日だけ生きていく気持ちで試験に臨みましょう。(あ、同じ学校受ける場合は傾向かえませんよ…って場合もあるので、その前に実施さえた答案振り返り忘れずに。)

 

傾向が違った…というのは、毎年入試が終わったあと、何らかの学校で耳にします。

どこかの学校で時計の問題が明暗をわけたこともありました。どこぞの塾は直前にやった対策で大当たりしたので有利だったというのがすぐ噂で広まっていた。

神奈川男子でいうと、去年は栄光の算数の易化、浅野の算数の難化が話題になっていました。

栄光は算数に独特のスタイルがあるけれど、去年はそれがなかった。易しい分高得点勝負になった

浅野は問題数の変更や、難問があった。逆に言えば、同じように考えていてできない、焦った受験生がいた、他の教科でカバーすることができた子が合格できた…などなど。

なので、今年の受験生が去年の過去問だけをとくと、いつもと傾向が変わっていたなーと思うはずですがそのあたり受けるお子さんはどうでした?

このあたり、しっかりしているお母さんなら「今年は算数の傾向戻しますか?去年のままですか?」くらい学校の先生に突っ込んできいているのかも。(学校の入試説明会であったかも?)

 

あとは、

「Bを受ける予定なかったので過去問がない!」「傾向違いますか?」

みたいなもの。

これに関しては正直甘いなーと。

受験って厳しいんですよ。

(私も去年何となくいけるだろうと思っていて失敗しました。多分意識はないけれど、気持ちどこかゆるみというか甘さが出るんだと思います)

 

今後1月後半2月本番と予定通りに進めばラッキーですが。

予定通りにいかなかった、追加で受けるという場合がでてくる可能性があります。

そして複数回受験の学校もしくは著作権の関係の国語は過去問ダウンロードにのっていないケースが多いです。

なので、2月入試後半になればなるほど、過去問どうしよう問題はでてくるかもしれない。

 

まだ時間のある2019年組以降の方は

出願可能性がある学校は事前に過去問を入手しておく、傾向くらいは親が把握しておく!

特に中堅校は入試説明会で詳しく説明してくれていたりします。

 

2018年組は時間がないならばダメモトで塾の先生にお聞きしてみましょう。

掲示板などで質問するのも手ですが、自分の子が受ける学校情報、そんなに丁寧に他人に教えますかね?ご自分のお子さんが受けない学校なら言うかもしれませんが…どこも真剣勝負だからね。(まぁ、たまーに聖人がいてくれたりする訳で。そこは感謝しましょう)

今、準備不足だと思ったら、あと20日の間に何とかしましょう。

がむしゃらに動いたっていいじゃないですか。今やれることを悔いなくしましょう。

やる事わからない場合も…聞きましょう!愚痴だって不安だっていいからぶつけとく。1月と2月のこの時期、塾は6年生のためのものなので活用すべし!

 

準備して無駄になった…それはお子さんが首尾よく合格できたということ。

経験をどう今後につなげるか…それが1月受験の生かし方です。

このままグズグズボロボロ2月に突入しない。

本番これからですよ。

結果は結果。まだできる事いっぱいあります。

気持ちを切り替えて、強い意志でむかっていきましょう。

 

受験って、とにかくメンタル勝負な所あります。

そのあたりは何か長くなっちゃったので…また今度。

辛口ごめんね汗

 

追記 

栄東、今回のAの結果を受けてBの出願数もあがっているとのこと。

15日締め切りですが、今みたら前年比に達してますね。

加熱してるのかな?

Bは加点があるとは言え、Aでまさかの不合格&今年のAの出願人数増加を見ると、Bも安心できない?

加点なしでも合格するという気持ちで臨んだ方がいいかもしれませんね。

個人的には、本命校なら何度受けるのも大事ですが、前哨戦で迷い込むのも危険な気もします。

とりあえずBを受ける方、迷ったりしている方は、よーく先生に相談したり、ネットで動向を調べたり(もちろんすべての情報が正しいわけではありません)、対策をきちんとされてくださいね。