入試結果でも少し触れましたが…

我が家は数回別室受験(保健室受験?)をしました。

インフルエンザの予防投与の薬を実費でいただいたり(6000円くらいしました)、睡眠や栄養に気をつけたりしましたが、そこはまだ小学生。

具合悪くなる時はなるんですねー。

 

説明会とかで聞いてはいたものの、実際自分の子が体調をくずして別室受験するとは全く思っておりませんでした…。

とほほ。

 

まぁ、逆に言えば、そんな経験談を書いているブログは数少ないはず…。

今後受験生の役にたつかもしれませんので書いておきますね。

(本当は病気にならないのが一番いいのです)

 

保健室受験。これは結構学校判断で差がでます。

私も色々メモった方だとは思うのですが、実際受けるとなると

「あそこの学校どうだっけ?」

的なくらいごっちゃになっていました。

ほとんどの学校が、秋の入試説明会で説明して下さったり、資料を下さったりするのですが…意外と優先順位が低いので覚えていなかったりします。

なので、あくまでも体験談を書いていきますね。

 

★申し出&集合

当日の朝申し出ることももちろんできるのですが、明らかに体調悪くてぐったりしている、咳がとまらない、鼻水でる…だったので日能研の先生と相談して、初日の学校は前日に学校に電話をし、翌日以降は体調と相談→朝申し出るということにしました。

 

事前に申し出ていたこともあり、学校の校門を入ってすぐの所で立っていらした先生に名前を伝えると、手に持っていらした紙で名前を確認され

「こちらの方でお待ちください」

「現在の体調はどんな感じですか?」

などと質問されました。

そのあと、他の保健室受験の子と移動。

学校によっては保健の先生立ち合いのもと、熱をはかり、症状などを紙に記入しました。

 

子どもと別れるときに、学校の先生からは

「〇時にお子さんは出てこられますから、その時にこの場所にお迎えにきてください」

という事を伝えていただき、時間までにそこに迎えにいきました

 

★教室

保健室受験ときくと、ウイルスひしめく教室で、腹痛なんかでいったら、かえってインフルエンザや他の病気もらいそう…みたいなイメージありますよね?(真冬のこみ合った小児科みたいな)

ところがそうではなかったようです。このあたり私はみていないので息子の話によるのですが…

 

ある学校は、インフルエンザA、インフルエンザB、他の病気と使う教室をわけていたようです。

別の学校では足のケガをしたお子さんも別室受験されていました。

その子は息子とは違う教室だったので、おそらくその学校も症状別に教室は用意されていたと思います。

 

症状によって、別室(普通の教室での受験)と保健室(ベッドで休めるところで受験)の学校もありました。

熱や保健の先生の判断によるのかもしれません。

 

★試験中

症状別に分かれていたせいか、皆様健康に気をつかわれていたせいかわかりませんが、息子は結局その教室に一人の状態で試験を受けることになったそうです。

ある学校では試験監督の先生が3人ついたとか、ある学校では試験監督の先生2人に保健の先生2人がいらしたとか…

教室を用意していたけれど使わなかったから集合したのか、もともとその人数で待機する設定だったのかはわかりませんが、学校側も万全の体制で対応して下さっているようです。

そんな状況、普通なら緊張しそうですが…

 

体調が悪かった&他の受験生がいないということで、息子は実際に学校についてから入試までの間は机につっぷしたり、寝たりして体力の回復につとめたようです。

 

親は普通に他の保護者の方と同じ所で待機しました。

 

★解散

どの学校も、一番先に解散でした。

一般の教室で受験すると全部の受験生の分を集めて、数を確認して解散になるのでしょうが、別室受験は少ない受験生で実施されている&入口から近い教室に設定してあり、どこよりも早い解散でした。

なので、

「あれ?あの子だけでてきた」

という場合は、別室受験の子だと思われます。

 

別の場所で待機し、先生が子どもを連れてきてくださるので、どの学校も探すことなくすぐ合流できました。

自分が他の受験生の親の立場だったら、これから受験が続くのに具合悪い子と自分の子の接触は避けたいですよね?隣でゴホゴホとか本当にやめてー!って気分になりますよね?

そんなこともあり、他の受験生と同じ電車に乗らないで済むように、さっさと駅につくようにして、きた電車にすぐのりました。

 

★合否

「別室で受けたら不利なんじゃないかしら?」

「健康管理も本人のやるべき事と問われるのでは」

と不安になる方もいらっしゃると思いますが、ちゃんと合格してました。

なので、きちんと合格点を上回る答案がかけていれば大丈夫です。

 

この2年間受験勉強をしていたのに、具合が悪いと知って入試直前は目の前が真っ暗になりましたが、保健室受験を利用して、無事に合格をいただけました。

無理して一般の教室にいれ、試験期間中もずっと不安でいるよりは、対応してくださる先生におまかせして受験できたのはよかったと思います。

ある意味、その学校の生徒さん達に対する対応力や細やかさにも触れられたような気もします。

 

以上保健室受験について書いてみました。

 

追記(2017/09)

繰り返しますが、このあたりは本当に学校の判断や規定によります。

トイレに席をたった時点で試験終了になる学校。インフルエンザは法定伝染病だから受験できないと決めている学校もあります。

また、我が家は面接のある学校は受けなかったのでわかりませんが、面接のある学校は仮に保健室受験をした場合はどうなるのか…という心配も。

秋の説明会の時に確認しておくといいかもしれません。

(どんな問題が出るのか?とか、追加合格は出すのか?とかで頭いっぱいになる時期ではありますが。春だとまだ要項が決定していないので、去年までは~的な話になると思います)

 

また、塾の先生にもどんな状態であるかはきちんと連絡すること。

最初息子が熱を出した時は、私半泣きで電話をかけましたが、何度かお電話をいただき、励ましていただき入試を乗り切ることができました。

 

色々かきましたが…これは決して保健室受験をすすめるものではありません。

一番はやっぱり健康で頭がまわる状態で受験できること。

皆様健康管理には十分にお気をつけください

 

当たり前ですが保健室受験をした日は塾に行かずに帰宅してすぐ就寝。

体調回復したあとからは、塾で対策していただきました。