2015年 5月16日
学校説明会

横浜市の共学で制服なしの学校です。

アクセスは大船の駅から、神奈川中央交通の専用急行バスが学園まで出ています。
説明会などの日は運賃無料。
10分くらいのどかな畑の間を走り…バスの停車場所についたら、そこから階段を上って学園に向かいます。
緑も多くて環境はとってもいい。

校舎もとても綺麗です。
よく「大学なみの設備」とも形容されますが、施設充実。
階段の上り下りが結構ありますが…エレベーターは教職員専用かな?

実は以前<公文式学習者対象説明会>で学園におじゃましたことがあります。

子どもは待っている間に生徒プログラムがあって、小さい子は図書室などを利用するプログラム、大きい子は実際に教室ごとにわかれて授業を受けられます。
(国語・算数・理科・社会・英語)
せっかくの公文国際だから英語体験してよ~って思いましたが、子どもは「社会」を選択。
水についての授業をしたようで、最初この授業がある事を知らなかったので、「子ども用の筆記用具忘れた!」とあせりましたが、ミニ鉛筆をいただけたようです。

本日の説明会のプログラムは
1)校長挨拶
2)教育活動について
3)大学進学実績<現役>
4)中等部入学試験について

公文国際は名前の通り<公文式>と<国際教育>に重きをおいています。
公文式は実際に学校に入ってからも自分のレベルにあった所を進める学習の時間があるし、国際教育に関してはグローバルな活躍をしていくということで、国際標準の学力や語学活用などをめざしているとか。
<個>にも重きをおいて、個人面談の回数が多いと。これはクラス全体だと把握できない生徒一人ひとりの性格を、教師との面談を通して把握していくということのようです。
公文国際、1学年は160人くらいでそんなに多くないので、まぁ目が行き届くかなと思っていたのですが、今日の個人面談が多いという話で安心感&印象アップ。

成長的に段階をおいて、自主性や集団とのまじわりを考えていけるように研修などを含めて考える機会があると。
具体的には
中2  4メートルの壁を10人で乗り越えるにはどうしたらいいかなどを考える
中3  自分で計画して決める修学旅行
高1  年間通した個人の研究→早稲田の教授などに指導を仰ぎながら完成
高2  大学教育を英語で体験する修学旅行的な研修
・シンガポール (南洋理工大学)
・ニュージーランド (マッセー大学)
・大分 (立命館 APU)
があるそうです。

公文といえば寮が有名ですが、「お金の面で寮にいれられないから公文はあきらめた」、「病気があって寮生活はできないから公文は受験しない」…という声を校長先生も耳にされてきたそうで、今まで必修だった4か月の寮体験プログラムは希望制になりました。
(でもとても大事なプログラムだし、子どもが大きく成長する機会なので、できれば参加してほしいとのこと)

そして入試説明。
公文国際は2016年から受験日や受験回数、受験科目などのいれかえがありまして。
A入試は今までの特徴的な1教科入試から2教科入試になります。

以前、公文式対象者の説明でお聞きしたのですが、1教科で入ったお子さんで日本語が苦手なお子さんが結構な割合でいて授業の進度がおもわしくなかったとか。
一応日本語で授業するからある程度国語の理解力は必要だね…ということになり、2016年からは国語をベースに得意科目で試験をする方式に。
(国語&算数 国語&数学 国語&英語)
数学と英語受験に関しては、数検や英検、公文の認定試験の加点がつけられます。
足きり点の説明などもありましたが、私はちょっと理解不足なので…ここに書くのはやめておきます。

そして帰国生入試の登場。
これにより、今までは英語入試がほぼ帰国生入試で一般ではたちうちできないのが緩和されるのか?
それとも帰国生が2回目のチャンスみたいにうけて、英語満点続出で危険な戦いになるのか?
今年の結果みてみないとわかりませんね。

二教科入試になったことで、一教科入試より1教科にかける時間が少なくなったのもあり、過去のA入試問題よりレベルを落としているそうです。
実際にはB入試のレベル8割、A入試のレベル2割出題といったところみたい。
数学は公文式のIレベルから8割、J~Lから2割出題
英語は今まで2級レベルだったところを準2級レベルにおとしてLⅡ8割 M-Oで2割出題

そして学費の話。
今まで<日本で二番目に高い学校>とネットでいわれているのを学校側も気にしている模様。
確かに私の周りでも公文というと
「ああ、学費が高い学校ね」
と言われているかも。
(神奈川の私立中学の平均が105万のところ公文は117万)

もともと公文の学費をあげているのが、必修だった4か月の寮生活だったのですが、それが希望制になるので、体験しないご家庭は60万(寮費398000、食費172000)弱くらいは減りますよーとのこと。

公文国際学園に通学するなら
「制服いらないし、教材副教材費はこみ。実際には他の学校はこれをいれたら115万くらいになりますよ。それに寄付とか学債とかある学校を考えたらそこまで高くないですよー」
と必死?の説明。

大学の進学に関しては、特定の学校を誘導するような事はない。
本人が6年かけてみつけた自分のやりたい事を実現できる学校に入れる事を目標にしていると。

説明会が終わると、男子寮・女子寮にわかれての見学ツアー、自由な校内見学、個別相談ができました。

部活動や、生活面についてはちょっと今日のお話ではでなかったので、後日日能研の学校説明会の方に申し込んで聞いてみたいと思います。
(いただいた資料の中のハンドブックに色々のっていたといえば載っていたのですが)