同じタイトルでブログかかれていらっしゃる方もいますが…これは小学館さんから先月出た本のタイトル。
小学館のHPで見ると試し読みも出来ますよ~
(↓紹介文使わせていただきました。)

ゼロからの中学受験 ザ・コミック (小学館学習まんがシリーズ)/小学館
¥価格不明
Amazon.co.jp

まんが/松浦聡彦  協力/元山浩二  記事監修/日能研

〈 書籍の内容 〉
小学生向け「まんがでわかる中学受験」!
首都圏の5人に1人が中学受験をするという傾向が10年近く続いています。本書はそのように身近になった中学受験を、小学生に向けてわかりやすく紹介しま す。地方都市から東京に転校してきた主人公が、ひょんなことから進学塾に入り、名門中学の入試に挑戦するストーリーまんがを読むことで、いまの中学受験の ありかたが楽しみながらわかる構成になっています。また大手進学塾・日能研の監修による「自分に合った学校の選び方」「入試本番残り3か月の健康管理」と いった読み物記事も充実しており、受験する人もしない人も必読の一冊です!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
親を対象とした中学受験ガイド本は数あれど、小学生に向けてまんがで中学受験について解説した児童書は本書が初めてです。「受験」というととかく「競争」「偏差値至上主義」といったイメージで見られがちですが、読めばそうではない一面がわかります!
日能研監修ってことで、ついつい買ってしまった私。
カリテとか日特とか詳しく書いてあるんじゃないかしら?みたいな期待もあり(笑)

ところがですね~。
本編とは関係ないコラム的な部分は日能研ですが、主人公の少年有働光(通称ウカル)がひょんなことから入塾した塾は「全能会」

ライバルは学力別にA~Eのクラスにわかれる全能会で常にAの少年。
仲良くなった女子は万年Bクラスの子。
そんな中、主人公は全能会最低ランクのEにも入れない超最低Fクラスに一人在籍し、狩谷須磨(通称カリスマ)の指導をうける。
「今度の全国模試で偏差値50をとったらお願いをきいてもらえる」賭けつきで。
受験勉強をしたことのない少年でしたが、さりげなく整えられていた家庭環境、類まれなる集中力、実はデキル子なんじゃというスキルを所々でみせながら、メキメキと実力をあげて、次第に勉強の面白さに目覚め受験をすることに。

…みたいな展開なのですが、そもそも1人のクラスに講師1人って、それ個別指導だから~。しかも使うのは、カリスマお手製のオリジナル問題。
親的には塾代どう払っているのか気になる!(笑)
せっかくだから集団塾の良さをもっと伝えればいいのに~。
このあたりは進〇ゼミさんの漫画のテクを見習ってほしい!

でもって、もっとモヤっとするのはラスト。
ええー!ここまできてその選択ってありか~!?みたいな。
それなら私立の一部がもっている特別な設備を利用した別の展開もありますよ…的にいくかと思ったらそうじゃなかった!(笑)
気になるかたは読んでみてください。

一部少年漫画みたいなムリムリさもあり、ちょー突っ込みまくったから!

子どもに渡したら
「この展開って…」
と笑いながら読んでいました。

もー!私に協力させてくれればもっと、リアルな設定にするざんすよ…なんて。

でも、模試の部分とかは結構「へー」って思うこともありました。
テストの時の心構えとか、入試の時の健康管理とかは子どもが読んだ方が逆にいいのかもと思った次第。まぁ、そもそもこの本子どもむけなんだけれど(笑)。
これを読んで、受験に足を踏み入れようと思う子がいるかどうかはナゾ


あ。
日能研協力ではないけれど…この前少し書いたKZのアニメ。
彩達が使っている通学バッグのカラーって見るからにNバッグだよね…って見てる人にしかわからないネタですみません!