​第11話 たのしい夏休み



わたしはこの頃から親に何かを買ってもらう、という意識があまりなく。

学校で必要なものはお小遣いから買っていました。お小遣いがあるだけマシですよね。

でもお金だけ渡されて家に放置で、ご飯がないのは日常茶飯事でした。

朝から夜までご飯もなく、家にひとりで。


そんな生活だったので叔母の家での10日間はすごく幸せでした。家に誰かいる、ご飯がある、温かいお風呂に入れる、きれいな服を着れる。

従兄弟のお姉さんとお兄さんも優しくて毎日笑って過ごして…


昨年末に叔母と20年ぶりに再開して嬉しかったです。わたしが大きくなったせいか、叔母さんが小さく見えました。


少しずつでも恩返しをしたいな、と思ってます。


夏休みの話はもう少し続きます、

読んでくださりありがとうございます爆笑