おはよう師匠。
師匠は就職試験とかで、適性検査やらされた事ある
ももBは、バイトの面接で適性検査やらされた事が何度かある。
最初はPC入力の仕事の時。
何でもそこで使ってる機械は日本に何台かしかない珍しい物で、いずれそこで働くんだけど、今は忙しくてそこで研修出来ないから、それまで別の営業所で研修ってコトだった。
その面接で適性検査が行われたワケなんだが、昔の事で内容はよく覚えてないけど、やっぱり数字が並んでて関係性を見つけるとか、図形の形を当てるとか、間違い探しみたいな
理数系が大の苦手なももBだけど、何故かそういうのは解ってしまうんだなこれが。
間違い探しとかも結構得意だし。
だから、その頃はワープロの時代で、文字入力は全然出来なかったにも関わらず、採用になった。
ところが入ってみると、時給は求人広告にあったのより安いし、珍しい機械の導入も予定より遅れるとか、全然話が違って来ちゃった。
何よりPCのスキルなんて全く無かったものだから、辛くて1ヶ月で辞めさせて貰った。
だけど、適性検査に受かってるワケだから、きっと入力の仕事は自分に向いてるんじゃないかと。
そのままじゃ悔しかったから、PC教室通って、文字入力ブラインドタッチ出来るようになるまで勉強したわさ。
その後は、レジのバイトの面接で。
やっぱり計算間違ったりしたら大変だしね。
計算問題もあったから、算数苦手なのバレバレだったとは思うんだけど、何故かこれも合格。
その時の店長さんは、
「ももさんを採用してみようと思います」。
って言い方をした。
つまり、採用する方としても、一か八かだったんだな。
結局実家に戻る事になったもんで、そのお店では働けなかった。
でもその事があったもんで、今回レジ係の面接も安心して受けられたワケさ。
もう1つ派遣会社の面接でもテスト受けさせられて、それも受かってるから、やっぱりももBって、色んな物に適性があるんだなぁと。
高校に入った時、よりによって担任が数学の先生で、ももBの数学の成績があまりにも悪いので、呆れられたものさ。
「あなたは知能指数そんなに悪くないんだから、もっと数学頑張れるハズよ」
数学好きな人って言うよね。答えが必ず出るからって。
だけどももBはメルヘンな人だから、どうして1+1は2じゃなきゃいけないの
工夫して3にしたってよくない
自由を愛する人だもの。
決まりごとは苦手でしたとさ。
え計算苦手なのに、レジ係なんて大丈夫なのって
今のレジってね、勝手に計算しておつり出してくれるんですよ。
師匠も心配だと思うけど、出来る限り今の仕事頑張るから、お空の上から応援しててね。
じゃね、師匠。
また手紙書くね。