おはよう師匠。
高齢化社会って、こういう事なんだよね。
ももBの母は、80代になった。
ご近所にも、同年代がたくさん。
去年の暮れのこと。
ある日、母が言った。
「Aさんからお海苔頂いたわよ」。
Aさんは、母よりもっと上の80代のおじさん。
お歳暮のつもりですかね
「どうする
食べきれないなら、誰かにあげちゃうけど」。
じゃ、ケンケンにあげよう。
人にあげるからいいよ、と言った。
それから1ヶ月も経たない頃。
また母が言った。
「Aさんからお海苔頂いたわよ」。
えっ、また
この前貰ったばっかじゃん。
「そうだった」
「どうする
食べきれないなら、誰かにあげちゃうけど」。
デ、デジャヴ
見てみたら、やっぱり全く同じ海苔だった。
大丈夫かなぁ、2人とも…。
結局のところ、認知症の予防は、人との会話しかないんだってさ。
母にはまだももBと孫がいるから毎日お話は出来てる。
店にも出られるから、近所の人もお話をしに来る。
だけど、Aさんは…。
一人暮らしで、ほとんど誰とも話してないんじゃないか
近所の人たちには、気にしてあげてね、ってお願いしてるけど、みんなそれぞれに生活があるわけだしね…。
じゃね、師匠。
また手紙書くね。