さめない街の喫茶店 (はしゃ 作)
お正月用の本、第2弾です
家族で過ごす時間が長いので、軽い本をとりあえず読んでいます
優しく、不思議な世界観のお話です。
【ストーリー】
スズメが眠っている様子から、ルクティアでの様子に物語は切り替わり、スズメの独白が入ります。
「今日も永遠にさめないこの街でドーナツを揚げる」
キャトルは、あまり流行っているとは言えませんが、スズメが新しく入って働いていると知ったハクロの顔なじみ達が常連になっていきます。
はじめのお客様は、ルテティアの2区でお酒を出すメンタ。
メンタに自己紹介するときに、スズメが言います。
「私も自分がいったいなんでここにいるか記憶がなくて・・・ここにお世話になってます」
実際私もよくわかっていない
いつもと同じようにアパートのベッドで眠りについたらルテティアというこのさめない街のハクロさんのベッドで気がついた。
現実の私がいつ目覚めるのか私もわからない
メンタの他にも、スズメが焼くお菓子につられてお客様になったエルドやその妹、パン屋さんを営むジアなどが、キャトルに常連として集うようになりました。
各話ごとに、スズメが作るお菓子やお料理の紹介と簡単なレシピが入ります。
スズメの置かれている状況の理由を把握していそうな店主のハクロ。
物語はまだ続きます・・・。
冒頭にも書きましたが、不思議な、でも優しいお話でした
でてくるお菓子が美味しそうで、思っていたよりもレシピがしっかり載っているのも嬉しいです
お話は不思議な終わり方をしていて、巻数が表記されていないので、「これで終わり?!」と思ったところ、ツイッターを覗かせていただくと、続きを書かれるようで嬉しかったです
(多分本にまとまるのはだいぶ先になりそうですが・・・)
不思議なお話が好きな方、優しい気持ちになりたい方、料理やお菓子がテーマの漫画が好きな方、コーヒーが好きな方にオススメしたい一冊です
ムスメは書道を習っていないのですが、字をとても丁寧に書きます。
「出発」、新年に相応しい言葉だなあ、と思ったので写真を載せてみました
私も一緒に筆を持ち、書道は楽しいな、と改めて思いました
まだまだ拙い字しか綴れませんが、気持ちが平らになり、「軸」というものを意識して、気持ちが引き締まります。
「出発」は、学校の課題だったのでムスメが今年の目標を書く!と書いたのが、こちら
「ママも今年の抱負書いて」と言われたので、
私は、「佳致(かち)」。
"ありのままが美しい様"と先生に意味を教えていただきました。
そのときは、自分には荷が勝ちすぎるように感じた言葉でしたが、作品の色紙を飾って、時折自分に問いかけをしています。
「自分は今、美しいことを思い、美しく行動しているか」。
今年も自分に問いかけながら進みたいな、と思ったので、書き初めも「佳致」です。
今日は実家で兄一家とともに集まります!
お香を朝から炊きながら、ブログ更新もできて気分もスッキリ
皆さまも素敵な一日をお過ごしください