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もしもの時に安心!エンディングノート(武内優宏 監修)

「エンディングノートを作っている」、というと、まだ40歳なのに?!と驚かれるのですが、40歳だから作りました。

きっかけは、父を昨年亡くしたこと。
そんなに多くの遺産があったわけではなかったのですが、分散させていたのと、証券があったり、兄が海外在住だったり、母が全く把握していなかったり、で、遺産整理がまあ大変で😓

事務処理が苦手な私は、まず事務処理に苦戦しつつ、二転三転と話を展開させる肉親に振り回されながら、証券会社や大手銀行員の方に専門的意見を伺って、第三者に入っていただくことでなんとか解決をみました😓😓😓

我が家も、生命保険から貯蓄から生活費から、ローン返済から全て私が管理しているので(主人もできないことはないはずなんですが、「任せる」と私に一任しています。私も計画立てたりするのは嫌いではないので、その形をとっています)、
もし私に万が一のことがあったら・・・と恐怖を覚えました。
今、まだ家計が流動的で、急に引き継いでも主人が困るだろうな、と思ったからです。


そして、【死】はいつ訪れるかわからない。という思いが私にはあり、だからこそ日々を大切に生きようと思っています。

私の父は、癌で余命宣告を受けていましたが、余命宣告を受けた直後から一気に父の病状が進み、予想していたより早く最期の時を迎えました。
父にもっと聞いておくべきことがあった、父の生きてきた歴史や、考えてきたことを知りたかった、という後悔が残りました。

父も最後となった入院の際、突然の入院となりましたし、入院時は家に戻るつもりだったので、身の回りの整理ができなかったことが無念だったのではないかと思います。

私の娘は繊細で、父の死後、自分の「二分の一成人式」について「おじいちゃんに見てもらいたかった」と涙したりしてくれます。
父が亡くなってから、父の過去や、私の幼い時の話を聞いてくるようになりました。

そんな娘のために、娘と過ごしてきた時間が私にとって、どれだけ幸せなものかが伝わる記録を遺したいな、と思うようになりました。

40歳で、自分の人生の振り返りをしたかったのもあります。


本屋さんで、何冊も見比べて、今回紹介した本を選びました。

第1章 じぶんのこと
(病歴、学歴・職歴、WebサイトのIDなど)

第2章 お金・資産のこと
(預貯金、ローン、口座引き落とし、クレジットカードなど)

第3章 家族・親族・友人
(家族の基本情報、家系図、所属団体など)

第4章 自分の「もしもの時」
(看護・介護について、告知・終末医療について、お墓・納骨について、遺言書などについて)

第5章 自分の大切なもの
(好きなもの・大切なもの、自分の年表、旅の思い出、家族・友人へのメッセージなど)

以上で構成されています
私自身のエンディングノートもまだ完成ではなく、折に触れ、書き足したり、修正したりしながら、人生を一緒に歩む一冊にしていきたいと思っています。

使い方によっては、私が残せる最大の財産になるかもしれない、なんて思ってみたり・・・


自分の「死後」に心配がある方、大切なひとがいる方、伝えたいことがある方にオススメしたい一冊です。


現時点では、パスワードをすぐ忘れる私のお守りという意味で一番役立っているというウワサが・・・ニヒヒニヒヒニヒヒ
そんな使い方もあります

「自分だけの一冊」を作ってみてくださいニコニコ