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ただいま、ムスメとミニシアターごっこ
カーテンを引いて、電気消して、DVDを観ています
作品は、【3月のライオン】
前から原作をレビューにあげようと思ってタイミングをはかっていた作品です

ご存知の方も多いと思うのですが、内容紹介です



【作品紹介】

ゼロだってーヘンな名前ぇー
でも、ぴったりよねアナタに
だってそうでしょ?

「家も無い」「家族も無い」「学校にも行って無い」「友達も居無い」

ーほら アナタの居場所なんてこの世の何処にも無いじゃない?

高校生にしてプロ棋士の桐山零。彼は幼い頃、家族を交通事故で亡くし、父の友人だったプロ棋士の幸田の家に引き取られます。

幸田の家には香子と歩という子どもがおり、2人とも奨励会に入るほどの実力でした。しかし、零が将棋の才能を開花していくなか、幸田家の子ども達は父の幸田に才能の限界を告げられます。
養父の幸田が零に期待をかければかけるほど壊れていく幸田家。

冒頭にあげた台詞は香子が零に言った言葉です。

零はカッコウの「托卵」という習性を知り、これは自分のことだと感じ、幸田家をでて一人暮らしを始めます。

誰とも何も分かち合うことなく、孤独を感じながら生きる零でしたが、ある時、先輩に無理やりお酒を飲まされ、酔っ払ってしまったところを川本家長女、あかりに介抱されます。
翌朝零が目を覚ますと、川本家の居間にいました。次女のひなた、三女のモモとともに零に明るく声をかけるあかり。
それが川本家と零の出会いでした。

この川本家との関わりによって、「何もなかった」零が、大切なものを手にしていく、そんな物語です。



羽海野チカさんは、【ハチミツとクローバー】から読んでいたので、【3月のライオン】が連載開始した当初、正直戸惑いました。前作が明るいなかに切なさがあるような作品だったのに対し、【3月のライオン】のもつ雰囲気が重苦しいものだったからです。(羽海野さん自身もそのことについて一巻あとがきで書かれています。)

ですが、読み進めていくうち、登場人物に感情移入するようになり、それぞれが抱える問題を知るうちに物語に魅了されていきました。

前作と違うようでいて、羽海野さんが描きたいのは、ひとの温かさと優しさなんだろうなあ、と感じていくようになりました。
【3月のライオン】では、生々しく思える物語のなかで、人間味を持った物語として、ひとの温かさと優しさとひたむきさが描かれています



ムスメが最近【3月のライオン】を気に入って読んでいまして。3回ほど号泣したそうです。

何かしら、ムスメの心に響くものがあったのだと思います。

そんな流れから、DVDを借りました。
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原作との違いについて、賛否両論あるかとは思うのですが、零役の神木隆之介さん、島田役の佐々木蔵之介さんが醸し出す雰囲気から立ち姿まで役になりきっているのに、さすがだな〜✨✨と思いましたお願いお願いお願い

まだ原作の物語は続いていますので、ムスメとともに、引き続き追い続けていきたいと思いますニコニコ