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お金が貯まる 住宅ローンの図解でわかる返し方
(横山光昭 著)

お金の話が続きますが、今回紹介するのは、前記事のなかで触れた友人との会話をきっかけに購入した本です。

「住宅ローンの借り換えって考えてる?」
お互い結構深いところまで突っ込んだ会話をする友人から、そんな言葉がでました。
お互い分譲マンションを購入していて、友人は購入して12年目、私は6年目です。

正直、繰り上げ返済は考えていましたが、それもどう返すのが効率的かわかっていなかったので、とりあえず貯めてから考えよう、と思っていました。
住宅ローン減税の期間中なので、残債が多い方が税金の戻りもいいと聞くし、手元のお金がらなくなるのも不安だし、とも思っていました。

友人は、『ローン残債が1000万以上あって、返済期間が10年以上残っているなら借り換えをした方がいい』と聞いたそうです。

「借り換えは面倒」と思っていたので、調べたことがなかったのですが、お互いの返済金利を確認して、知らなかった事実が発覚。

お互い変動金利で借りていたのですが、金利が違う・・・びっくりびっくりびっくり
月々の支払い額は友人の方が少なくても、支払い額のうち、利息にあたる金額が、友人の方が多い・・・
私には衝撃の事実でしたガーン

私は、金利を日銀が決めている以上、変動金利は国内の経済状態に応じて一定だと思い込んでました。勉強不足
家を購入するとき、住宅ローンについて詳しく調べず、今の経済情勢なら金利が急に上がることはないだろう、それなら金利が高い固定金利より変動金利にしとこう、と思って変動金利を選びました。
購入するにあたり、知らないことを山のように聞いたり、記入する書類が色々あったりで、わけがわからないままサイン、捺印をする状態でした
 当時は今より私が働いていたので、この返済額なら返せなくなることはないだろう、と高を括っていたのもあります。

変動金利でも、借り入れ条件によって金利が違う、という事実に、住宅ローンについて、ちゃんと勉強しないと!!と思い、本屋さんで住宅ローンについての本を探したのですが、多くは購入するまでについて書かれており、購入後について書かれている本はなかなか見当たりませんでした。もしくは、なんだか難しそうでした。

何軒かの大きめの本屋さんでかなり探して、片隅に置かれているのを発見したのが今回紹介した本です。

この本では、
1、家計と住宅ローンの関係を理解する
2、住宅ローンを手取り収入の3割以内に抑えるコツ
3、支出を減らし貯蓄を増やす家計見直し術
4、これから&借り換えの人のための住宅ローンの基礎知識
についてわかりやすく書かれています。

この本を読んで、金利の引き下げを銀行に交渉しないと損をする・・・‼️と思い、本を読み込んでから銀行に出向きました。

結果、ローンの見直しは簡単だった。しかも、かなりの額変わってくる。

なんだこれポーンってなりました。
簡単な手続きで支出を削減できるのに、知らないだけで、こんなに損をしてしまうんだ、と思いました。

ローン審査の結果によって、店頭表示金利からの減額率が違って、それが返済金利の違いに繋がっているのも、今回銀行の窓口に行って初めて知りましたタラー
とりあえずローン審査が通る銀行でローンを通してもらったから、そんなこと考えもしなかったのです・・・
購入時の書類を見直して、そういう意味か・・・、と理解しました。

借り入れ当初よりも借り入れ額が下がっているし、返済実績があるから、借り換えではローンを有利な条件で組むことができるのですよね

でも、気をつけなければならないのは、借り換えには手数料などの諸経費がかかるということ。

他行借り換えの場合、利率自体は下がりやすいですが、保証金や手数料、印紙代などで数十万円かかり、審査も必要なことから手間もかかります。

それを差し引いても借り換えをするメリットがあるのかどうか。

メリットが少ないと感じたら、今ローンを組んでいる銀行に交渉するのも一つの手です。
(私は自分の仕事状況からこちらを選びました。)

どちらにせよ、試してみる価値はあります。
お金を貯めるためには、死に金(無駄にしているお金)を意識して、削れるところを削ることが必要だと思います。

やりたいことを我慢して無理にお金を貯めるとギスギスしてしまいますが、無駄を削っていくことは逆に生活を豊かにするように思います。

この本を活用することで住宅ローンについてだけでなく、生活の見直しもできると感じましたニコニコ


これから住宅の購入を考えている方、現在ローンを組んでおられる方、家計について見直しをしたい方にオススメしたい一冊です。