連日の雨で、日本各地で非常事態となっています。
皆様のご安全を心からお祈りしております。
私はもう1日ずつをなんとか生き切ることで精一杯で、昨日なにしてたとか思い出せないような状態ですが…

…しかし家に帰れるだけで幸せですね。
今宵も元気になるためにDVDを観ております

いやだって、どんなにヘロヘロでも、おうちに帰ってプレーヤーのスイッチを入れさえすれば、そこにはいつでも輝かしい青春が展開されるわけじゃないですか

「あー…命って素晴らしい…」
映像見ながらしみじみ呟くひとときが、こんなポイズンな世の中で唯一の、至福のひとときだと思うんですよ…(病んでるね

)
というわけで。
今夜語りたいのはこの一枚。
MANKAI STAGE A3! AUTUMN &WINTER 2019
通称エーステ。
出演している俳優たち本人の来し方にも親和性が高いからでしょうか。
演じている皆も楽しそうで、もちろんトラブルや喧嘩やすれ違いも、色々あるんだけど、最終的には笑顔になれる、素敵なエンターテインメント作品です

春夏組もすごく良くて、何度も繰り返し見てるんですが。
私はこの秋冬合同公演で、兵頭十座にオちました。いや、中村太郎さんにオちたと言うべきか…。
いやー、本当にね。
かっこいいんですよ

失礼ながら、今作を観るまで全く存じ上げなかったんですけれども、背が高くてスタイルがいいし、キリッとした表情が硬派な感じでとっても素敵だし、声もいいし…!
なにより十座の不器用で真っ直ぐなキャラクターにとてもマッチしていて、まさに当たり役!という感じです

エーステの合同公演シリーズでは、それぞれのチームの一番最初が描かれています。
秋組のメンバーが出会い、衝突し合いながらもチームを築き、初公演「なんで素敵にピカレスク」を成功に導く。
ゲームをプレイしていた時には、正直あんまりピンとこなかったんですが…。
こうやって生身の人間が演じていると、それぞれのキャラクターの語る過去が、すごくリアルなものに感じられるんですね。
特に秋組は、演技力向上のために雄三さんが発案した「マイ・ポートレート」をそれぞれ披露するシーンがあるんですが、これがものすごくいいんです。
ちなみに。
「マイ・ポートレート」というのは、演劇のお稽古の一環で採用されることがある「自画像」という手法のことです。
作中でも簡単に説明がありますが、実際に色々なところでトレーニングの一環として行われたり、作品として発表されたりしています。
高校演劇でも、部内のメニューに取り入れているところがあったりするので、若い方の中には、もしかしたら実際にやったことがある方もいるかも?
ただ、私はこの手法、結構諸刃の剣だなと思ってるんですよね。
特に部活のメニューに入れるのはかなり慎重に検討しないといけないと思っています。
なにしろ、人に聞かせられるように自分自身のことを語るのは、本当に大変なので。
本当は聞かせたくないことを語り、見せたくない顔を見せることで観客が「見たい」自分の姿を作りあげる。
本気で役者を目指す人やプロの役者なら、それが出来てナンボというところでしょうが、高校生の部活でやらせるなら、指導者がよほどしっかりコントロールできる人でないと…と、私は思うんですよね。
閑話休題
そう、とにかく秋組の「マイ・ポートレート」は、どれも凄くいい。
テーマが「人生最大の後悔」なだけに、どのエピソードにもすごく大きな後悔と悲しみがあるんです。
左京さんとか臣さんなんかは、大人なだけに後悔も大きいし。
でも、やっぱり私には、十座のエピソードが一番染みました。
きっと、側から見たら大したことじゃないんですよね。
中学生の時、役者に名乗りが挙げられなかったことも、秋組に入ってからリーダー選びで手を挙げられなかったことも、本当は多分、大したことじゃないんですよ。
でも、なんかその時の胸の痛みが、めちゃくちゃ伝わってきて。
あれ、なんでなのかなぁ…自分にももう忘れちゃってるだけて、そういう思いをしたことがあったからなのかなぁ…。
でも、なんか本当にあの十座の「マイ・ポートレート」には、泣けて泣けて仕方ないんです。
何度観ても、もはや思い出しただけでも泣いちゃう…

もちろん、結果的には秋組もいいチームになって、十座も今までと違う自分になれて、良かったわけだけど。
というか、秋組泣きの要素が多すぎじゃないですか…
左京さんと臣さんは言うまでもないし、太一のエピソードも、なんかゲームの時にはふーんくらいにしか思わなかったのに、赤澤くんが演じている姿を観ていたら、なんかもう凄いんですよ、彼の苦しみの生っぽさが。
潜入するはずがチームのみんなのことを大好きになっちゃって、でも裏切らないといけなくて、自分一人じゃにっちもさっちも行かなくなっちゃって、でも助けてって言えなくて…
太一の考えの浅はかさがこの事態を生み出しているのは確かだけど、彼まだ高校生なんですよ。
まだまだ未来を予測して生きていけるほど経験積んでない訳ですよ。ピヨピヨちゃんですよ。
それがこんなことになっちゃって。
このおバカ!って、叱ってもらうことも出来なくて。
臣さんに縋り付いて震えて泣く姿があんまりかわいそうで、思い出すだけでもうるっとくる。
赤澤くんすごいなぁ…あの時、本当に、太一だったよなぁ…。
まさか同じ人があのニートな六つ子の末っ子演じてるなんて思えん。笑
いやー、正直、もともとお目当ては冬組だったんですよ、私。
あらまっきーが「天使を憐む歌」を劇中劇でやるって聞いて、これは観たい!ってなって、でも秋冬合同だし、それ観るなら春夏合同も観ないとなって思ってDVD買ったんですよ、最初は。
で、もちろん春夏も素晴らしかったし、冬組も良かった。どのチームもいいチームだし、夏組の時も号泣したし、私。
だが、秋組にこんなにやられるとは思っていませんでした…私はもうすっかり秋組担ですよ…

どの組のエピソードも素敵なので、また何度も繰り返し観てしまいそうです。
というか、すでにそれぞれ5回ずつくらいは観てる…しかもディスクも4枚あるから、もうスルメのようにいつまでーも楽しめる予感がむんむんなわけですが

だがしかし、我慢できるわけもなく、すでに春組単独公演のDVDをゲットしてしまった私なので、おそらくこのままノンストップで単独公演も全制覇することになると思います。
どのチームも頑張れ

秋組の諸君よ。
君たちの後悔が、君たちを栄光へと導いてくれますように。
うう…また観たくなってきたぜ…十座の「マイ・ポートレート」恐るべし…。
なお、エーステは「シアター・コンプレックス」での配信やラジオなど、様々なコンテンツを展開中です

さて。
平日が凄まじく忙しくて、なかなか思うように息抜きもできないんですが(´・ω・`)
明日はこちらも見逃し配信最終日です。
植ちゃんのコメント、ちょっとグッときた。
「蒲田行進曲完結篇」は、私は今回観られないですが、頑張って!
そしてそして

サクセス荘2も始まりましたね!
リアタイ難しい私は翌朝出勤途中の電車の中で配信を観ましたが…いやー、マスクしてて良かったです

無事に一週間乗り切りたいです。
皆様も、引き続き感染防止に注意しつつ、良い一週間をお過ごし下さい