配信三昧の本日。

中屋敷さん演出の朗読劇の合間をぬって、もう一本観てきました。

きましたって…家にいたんですけどね。笑

 

荒牧慶彦「ひとりしばい」 断

 


 

演出は岡本貴也さん。

シリーズ名である「ひとりしばい」の名の通り、演者は荒牧慶彦ただ一人。


 

いや〜、これね、本当に衝撃作でしたよ。

 


 

タイトルも直前のツイートで知ったくらいで、時間もアフタートーク含めて1時間程度だし、結構気楽な感じで見始めたんですが…。

 

 

 

12000字ですよ!?

それを一人で喋り続けるんですよ、それもたった一人で!!

 

終わった後の荒牧さんは、今まで観たことなかったくらいヘロヘロ。

もはやヨレヨレって言った方が正しいくらい爆  笑

 

いや、笑い事でなく。

 

アフタートークでは、この企画では、演者から演出家を逆指名した、と公表されたわけですが、まぁ監督の仰る通り、岡本さんを指名したのが運の尽き…という感じで爆  笑

 


いや、笑いことじゃないけどニヤニヤ

 


まだチケット入手可能ですし、これから観る方も多いかと思うので、ストーリーについては一切触れませんが、とにかく凄かった。

役者一人の肩に、こうまで何もかもを乗せられるのか…と思いました。

圧倒的なセリフ量と乱れまくる俳優の感情。

まさに疾風怒涛と言うべきもので、配信だからこそできる作品であるということを理解していてもなお、是非とも生で観たいと切望してしまう。

生の声と息遣いと動きと表情で、のしかかるような圧を感じたいビックリマークビックリマークビックリマーク

本当に、荒牧慶彦さん、見事な芝居でした。

 

芝居?

 

いや、あの時、もしかしたら荒牧慶彦というリアルな人間は、西堂昴という架空の人物に乗っ取られていたんじゃないか…?

そう感じるほどの緊迫感。

さらに、それを着々と切り取っていくカメラ、照明、音響。

舞台とも映画とも違う新しい作品を作り上げるには、神業スタッフの技術が絶対的に必要なのだと、心底感じました。

 

脚本、演出、スタッフワーク。

そしてその全部を背負って表に立つ俳優。

 

 

衝撃作でした。

 

 

きっと、荒牧慶彦さんの代表作となるに違いありません。

それにしても、ご本人も仰ってましたけれど、この短期間で12000文字ものセリフを覚え、酸欠でふらつきながら鬼気迫る演技を披露し、それがたった一回で終わってしまうなんて、なんだかやるせないような気がしますショボーン

 

ということで…円盤化しませんか…?

お願いします偉い人ビックリマークビックリマークビックリマークビックリマーク









「ひとりしばい」シリーズはまだまた続きます!

詳細はこちらへ。

どうしよう…小澤廉くんのも北村諒さんのも気になってきちゃったよぅ…!!えーん





では、私は今日のラスト一本!

「俺とおまえの夏の陣」へ、いってきます!!