皆様、こんばんは。
今夜も楽しい祭の時間が近づいてきましたよ!
本日はこのブログ、差し当たって19時45分頃から書いております。
何しろ今日はいっときも目が離せない私が最推しする作品の配信日だから!
舞台「刀剣乱舞」ジョ伝 三つら星刀語り
いや、もう今夜は配信が始まる前に、どこに注目して観るか決めておこうと思いまして。
だってもう、ほら、後から思うまま書こうと思うと、あれもこれも素晴らし過ぎて収集つかなくなるんで!
それで前回の記事みたいになるんで!!
はい。
以前一人で刀ステナイトを敢行した時も、私は心を乱して大変だったのですが、今夜も多分、いや絶対に心が乱れまくって大変なことになると思うので、とりあえず今日絶対に書きたい事柄を先に整理したいと思います。
1. 前半と後半の殺陣シーン比較。
(時間遡行軍の動きに違いがあるか否か。)
2. 山姥切国広と山伏国広の関係性が優しすぎる件。
3. へし切長谷部のヒロイン化について。
(長政様に寄せる長谷部の思いの大きさについて)
というわけで、ただいま19時58分。
配信中は一切スマホ見ないので、ブログは後ほどまとめてだーっっと書きます!
行ってきます!!!











はい。(抜け殻)
ねーえー(江口拓也風)
この話、本当にいい話すぎませんか。
しかも皆かっこ良すぎてちょっとよく分からない

オープニングからエンディングまで、っていうか最後の挨拶に至るまでかっこいいとかほんとよく分からない



しかし事実かっこいい。
そして泣ける。(目が腫れてる)
さてさて、ちょっと複雑な今回のストーリー。
前にも全体についてのあれやこれやは散々暑苦しく語ったので、例の三つのポイントに絞っていきたいと思います!!
1. 前半と後半の殺陣シーン比較。
前回一人で連夜DVD観てた時、もしかして対比させてる??って思ってたんですけど…。
どうも全然違うみたいです。笑
考えてみれば当然ですよね。
だって序伝と如伝では、刀剣男士達の練度が全然違うんですもん。
言ってみれば序伝は、平均レベル23なのに誤って阿津賀志山に出陣してしまうようなもの…

あれ、マジでやってしまった時の一戦目の震え、半端ないですよね…。
そして一戦目が検非違使だった時は珍しくちょっとほっとしますよね…。
いずれにしろ、これはこの作品の特徴であり、演出家と俳優達の挑戦の一つであると思うんですが、とにかく前半と後半の殺陣のレベルが全然違う。
前半は平均レベル23くらい(当社比)で、後半は平均レベルカンストくらい(当社比)なので当たり前ですが、これはすごく高度な表現だと思います。
で、そのつもりで見ていると、前半の殺陣は、どの刀剣男士も刀の振りが大きく、その分遅い。
ピンチに陥ったへし切長谷部の太刀筋なんか、もうめちゃくちゃ

その分、彼らがどれほどの窮地に陥っているかがひしひしと伝わってきます。
どの刀剣男士も、まだまだ未熟だという印象をうまく出していますが…それが一番伝わるのは、やっぱり長谷部かな〜と思います。練度を上げた彼はどちらかというと、スマートな太刀筋なので。
一方、山姥切国広は、如伝になると刀の扱いが圧倒的に上手くなることに加えて、鞘を使って二刀流的な戦い方をするようになるんですよね。
ただ、元々オーソドックスな太刀筋で、それほどとんでもなく乱れるわけではなく。
なので、やっぱりやけくそ感No. 1は、へし切長谷部かな。
まぁ、それにしても。
山姥切国広役の荒牧慶彦さんは大変だったと思いますよ…。
だって、前半で一般的な扱い方で刀を振り、後半では二刀流に切り替えるんですから…。
倍の殺陣の手を覚える、というのとは、格段に違うと思います。
さすが、特技:殺陣なだけある。
すごい。
カーテンコールの挨拶でもたくさんの方が言っていましたが、これだけの運動量があって、高低差のある可動式の舞台装置を使っていて、誰も怪我をせずに千秋楽までやり切れるというのは、本当に素晴らしいことです。
当たり前のようだけど、当たり前じゃない。
それが、今回座長の荒牧さんにとっては、特にそうだったに違いありません。
(これはこんなところで書くような話じゃないかもしれませんが、この前に他の舞台で、メインキャストが怪我をしてしまうアクシデントがあったんです…
)

刀ステは、派手なアクションを売りの一つにしています。
そして、私もそうですが、観客の多くはやはりそれを期待して観にくるし、キャストもスタッフもその期待に応えようとするだろうと思うんです。
どれほど「新鮮で鮮烈なものを作れるか」に走りがちなところを、安全性を確保しながら作っていくのは、至難の技でしょうね…。
2. 山姥切国広と山伏国広の関係性が優しすぎる件。
さぁ、そんなわけで、殺陣がものすごい山姥切国広ですが、刀ステが彼の成長物語であることは相変わらずです。
というんけで、今回は前半の序伝と後半の如伝で、山姥切国広が別人のように成長している。笑
もちろん、その大きな要素になるのは、日々の鍛錬であり、出陣であり、仲間と過ごす本丸での日々であり、あるいは三日月宗近なんでしょうが…この序伝は、まだその三日月宗近が本丸に顕現する前のお話です。
となると目立つのは、山姥切国広の卑屈さ。
そういうキャラ付けだから仕方がないんだけど、もう本当に、焦ったくなるほどウジウジしている!キノコでも生えるんじゃないのか!!
で、そんな山姥切国広のことを、周りもそれなりに立ててはいるんだけれども…まぁあれですよね。
レベル15くらいの長谷部や同田貫なんて、ほとんど中学生男子みたいなものですよ。
すぐ人のこと責めるし、もっとちゃんとしなさいよーっていう。笑
いや、仕方ないんだけど。
で、そこで素晴らしいのは、山姥切国広の兄貴分である山伏国広ですよ。
こいつね、本当にいい奴で…

前のブログでも書きましたが、山伏国広は、善良という概念に服を着せて歩かせているような、本当にいい奴なんですよ…。
そしてもう一つのポイントはですね?
国広兄弟はね!脳筋なんですよ!!

山姥切国広もね、結局のところ脳筋の一族なんですよ!!



そこがまたいいところなんです。
序盤で、山姥切国広と山伏国広が手合わせをするシーン、いかにもまだ練度が低いもの同士で、いつぞやの紅白戦とか、普段の敵との戦いに比べればお遊びみたいなものですが、あのシーンが、実は悲伝での三日月のセリフの布線になってる?と私はちょっと勘ぐっています。
考えるよりも、刀を交える方がいいんだ。
彼らは刀なんだから。
なんて。
とにかく。
すぐに筋肉に訴えようとする山伏と、すぐにウジウジ考え込んでしまう山姥切は、本人も言う通り、同じ堀川国広の手による刀であるにもかかわらず、全然性質が違います。
私はあまり刀剣の物語について詳しくないので、山伏国広がどのような来歴を持った刀なのか知りません。
が、きっと彼の持ち主だった人物は、心が広く、大きく、豊かな人だったのでしょう。
そして山姥切国広は、序伝の時にはもうどうしようもないウジウジ野郎ですが、後半の如伝になると、もうしっかり近侍として、隊長として、一丁前になるのです。
戦闘シーンでの頼もしさは素晴らしいですし、先ほど殺陣についてのところでも書きましたけれど、戦い方まで変わっていて。
しかも如伝のあのシーン見ました?小夜が帰還する直前、押されまくった山姥切国広が、時間遡行軍達の刃を全て受け止めるシーン。
あやつ、全軍の刃を片手で弾き返したんですよ!?
…さすが筋肉に頼る一族…。
俊敏さと力強さ、そして使えるものは鞘でも使う図太さも持っている。
それが、成長した山姥切国広の美点であり、その美点の開花に一役買っているのが兄刀である山伏国広であることは、間違い無いんじゃないかと思います。
いやー、いい兄弟だ。
…山伏は天然だけどな。
3. へし切長谷部のヒロイン化について。
皆様…ご覧になりましたか…?
作品中で初めて長政様と対峙した時のへし切長谷部の顔を…。
序伝で、地下牢から長政様によって助け出された長谷部は戸惑います。
なにしろ長谷部は、こと長政様に関してはとっても純粋で繊細。
あまりにも長政様を好き過ぎて、人間である長政様が自分を残して死んでしまったことが悲しすぎて、忘れることにしたくらいだし。
二度と会えるはずがなかったあまりにも愛おしい元主人との再会に、戸惑って、立ち尽くす長谷部に、骨喰藤四郎は「思い出を守れ」と言ってくれるわけです。
その間の長谷部を観ましたか皆様…あの初恋に身を焦がす乙女のようなへし切長谷部(身長180センチ)を…!
なんて可憐な!!

なんて優美な!!



なんて清楚な!!





そしてなんていたいけな!!!!







ところがどっこいその後の戦闘シーンでの長谷部の吠え方がすごい。
まさに雄!
雄の極み!!
さっきまでの乙女はどこへ消えたのか!!!





私の脳内で「オスの極み乙女」という謎のワードが駆け巡ったことは言うまでもない…。
さて、後半の如伝に至ってもへし切長谷部の対長政様限定ぶりっこは健在なわけですが、長谷部と長政様は…というか長谷部は、この如伝での長政様とのエンカウントの方が先なわけです。
なので、これが芸の細かいところで、如伝に入ってから、つまり黒田組+山姥切国広、山伏国広、ソハヤノツルキのメンバーになってから黒田長政達と出会う時、へし切長谷部はいち早く納刀しています。
さらに山姥切国広に長政様を連れて離脱するよう促されるシーンでも、ものすごく冷たーい表情で敵を斬り下げたあと、ふと我に帰って長政様を振り返り一言。
「参りましょう
」

…お前。笑
どこまでも、長政様の前ではおしとやかな家宝でいたいへし切長谷部が本当に可愛い。
そしてそうあることで、へし切長谷部がどれほど黒田家で大切にされてきたかがわかるというものです。
今では国宝となったへし切長谷部は、博多市の博物館に、黒田家の財宝の一つとして収蔵されています。
一年に一度、一月にだけ展示され、日本号と並んでいるところを見れるのですが、私も一度行ったことがあって。
本当に美しい刀でした。
私は日本刀の美しさとか、専門的なことはよく分からないですが、刃紋が大きく波打つところがあって。
そこが、なんとも美しい。
昔は斬れ味を誉められた刀だったのでしょうが、私にはその刃紋が、なんだか感情を不意に揺さぶるような感じに見えて、感動したのを覚えています。
戦闘シーンになれば、これ以上なく雄味を前面に押し出してくる長谷部ですが、洋舞を思わせるような華麗な立ち回りは、なんとなくあの刃紋のような大胆な優美さを感じさせるような気もします。
そう考えると、殺陣師の力量恐ろしい…!
いや、もう長谷部の可憐さと切ないほどの美しさについて語りはじめたら止まらないので、とりあえずここまでにして。
我が近侍であるへし切長谷部を演じた我が推し和田雅成さんが、今日のジョ伝配信に向けてブログを更新なさっていますので、ご紹介。
長政様と写ってる…

しかも見てくださいよ!この伏せ目がちに微笑む顔を!!
尊い…尊すぎる…
また、この黒田長政役の伊阪達也さんがねぇ、素敵なんです。
笑顔がすごく優しくて、もう包容力が半端ない。
長谷部をはじめとして、刀剣男士達を見る時の眼差しのあたたかさよ…こんなん、長谷部じゃなくても好きになるわ!!
教科書的な歴史では、褒められることが少ない黒田長政ですが、偉大な親父さんの影響下にありながら、良き主として、良き人として生きようとした人生は尊いものだなぁと思います。
きっと、この世界で一番黒田如水を尊敬していたのは黒田長政だろうし、それを如水様も知ってたんじゃないかなぁ…。
まぁ、大河の見過ぎかもしれませんが。笑
織田信長が、黒田家に下げ渡した刀。
「忘れることにした」というへし切長谷部は、あえて黒田の話をせず、織田信長のことを悪様に言うけれど、本当のところはどうなのでしょう。
虚伝を観ても、ジョ伝を観ても、へし切長谷部は非常に愛情深い性質です。
だから、それ故に主を愛しすぎたんじゃないかなぁ。
織田信長のことも、好きだったからこそ、あんな風に言うんじゃないかな。
長政様のこともそう。
もう二度と逢えないから、一緒に逝くこともできないから、だから必死で忘れようとしたんじゃないかなぁ…。
できないことを分かっていて、懸命に自分に言い聞かせるように、憎んでみたり、忘れたことにしてみたり。
でもね、今の本丸の主は、長谷部のそんなところを分かっていて、大切にしてくれると思います。
だって最後のシーン、主人に出陣の報告をした長谷部は、長政様に見せたのと同じような、いい笑顔をしていたからね。
不器用で可愛い刀です。
近侍には是非、へし切長谷部をお願いします。笑
さて。
今回の一挙配信、Twitterで「刀ステ一挙無料配信」というハッシュタグが盛りがっているわけですが。
これ巡ってると色々と面白くて、全然気付いていなかったことが分かるんですよね

長谷部の演技力がないのは長政様ゆずりなんじゃないかとか。笑
虚伝は、再演→初演の順であると考えられる…とか。
一挙配信の面白いところってそこですよね。
まぁ、画面に一生懸命に見入っていると、なかなか見逃すことも多いのですが…。
またこれから遡って巡回しようと思います。
さぁ、黒田家ゆかりの、この本丸の三つら星。
本当にこの作品での長谷部は、一から十まで全部見どころで出来ていました。
戦う姿も、はにかむ姿も、ぶりっこな姿もキレ散らかす姿も、全部全部素敵。
こんなに素敵に描いてくれるんだもの、きっと末満さんは長谷部を愛してくれているに違いない…!きっと近侍も長谷部に違いない…!!
いや、むっちゃんだって言ってたかな…そんな気もする…。
いや、そんなことはどうでも良くて。
本当に、この作品のへし切長谷部は非常に魅力的です。
きっと俳優も、自分の演じるキャラクターがこれほどまでに魅力的に描かれる作品に出られて幸福であるに違いないと思います。
もう、観ているだけで羨ましくなるくらいだもの。
なお!へし切長谷部を演じているのは!!
我が推しの和田雅成さんです!!!!(n回目)
そして私の本丸の近侍は長谷部です!!!(n+1回目)
ほんと!長谷部!素敵よ!!
というわけで、明日はついに第一章最大の山場、悲伝の配信です。
メンタル的にブログの更新ができるかどうかは大変不透明です。
でも、ほら。
日曜の夜に慈伝でフィニッシュだから。たぶん大丈夫。
というわけで。
明日もいっぱいいっぱい盛り上がりたいと思います!
日曜仕事なので目が腫れない程度に盛り上がります!

笑
本当は安里さんの自粛ドラマ(って書いたらなんか誤解されそうだけど…)の感想も書きたいんですが、それはまぁ、そのうちにということで。
では皆さま!
よく寝て!よく食べて!明日も元気に刀ステ沼にダイヴ!!!!








