「キス、しよや。」


しらふで口にするとなかなか恥ずかしい言葉である。


ところで東京の人は「愛してる」なんて言の葉を平気でいうのだろうか??「愛してる」などとほざく関西人がいたら一回顔をチラ見してみたいものだ。

と言った小生には実は言った経験がある。。。はい、チラ見しないしない。



ところで海外の恋愛事情はどうだろう。


一例として、僕が二年前の夏にハンガリーに行ったときの話をしよう。

ハンガリーの北にある世界遺産の街をたんのうし、首都のブダペストに長距離バスを使って戻ろうとした時の話。


僕を含め約20人ほどが停留所でバスを待っていた。後ろには一組のカップル。甘い言葉をささやきあっていることは二人の空気を読めばすぐにわかる。



そして、フレンチなキス。キス。キス。



バスが到着し、みんな一斉にバスに乗り込む。僕も例外なく乗り込み、ちょうど中間に位置する辺りの窓側に席を取る。特に理由はないが僕はだいたいいつもこのへんに席をとることにしている。



ほぼ全員乗り込んだだろうか。

出発の時間がやってきた。



窓の外に目をやると、さっきのカップルがまだ、外にいる。


別れを惜しむかのように、彼らは人目もはばからずに濃厚なキスを交わす。


あ~、あの人ら、これでしばらくお別れするんやろうな~。


他人ごとながらほんのすこし胸が切なくなると同時に熱くなった。



キスを終え、いよいよ別れの時。

男性が荷物をかかえ、やっとの思いでバスに乗り込む。



そして、その後に続いて女性もバスに乗り込む。。。。。ん?

彼らは僕のすぐ前に座った。。。。。。。ん?ん?





えっ!!???別れじゃなかったん!!!!!!!!!!!!!


さっきまでのキスはなに!!!!!????




である。

ただたんに彼らは待ち時間を有効に利用しながら愛しあっていただけであった。



日本の文化とは相容れないものがあるが、これがグローバルスタンダードなのだろうか。

みなさんは別れ際に熱いキスを交わしますか??


いよいよクリスマスです☆



ん~今回の記事もメリハリがないな~。最後のしめも弱いし。