弟の万引き冤罪事件 | ももの気まぐれ日記〜イラストを添えて〜

ももの気まぐれ日記〜イラストを添えて〜

40代主婦が家族のこと、仕事のこと、
そして日々のちょっとした発見や気づきを気まぐれに綴ります。

 

こんにちは

毎日暑いですねあせる

水分とってご自愛くださいね

 

さて

 

最近書いてる

ですが

 

 

双方の話を聞く事の重要性

を語りたいと思います

 

 

私が中学生の頃

弟が小学3年生くらいの時の話

 

弟「姉ちゃんちょっと聞いて欲しい」

 

神妙な顔で話しかけてくる弟

 

私「どうした?」

 

「実は今日の放課後友達(以下A君)と本屋に行ったんだけど

そこでA君に万引きしようって言われた」

 

ゲッまじ!?ポーン

 

弟「俺はやめようって言ったんだけど

俺の持ってたリュックを無理やり奪って

万引き始めちゃって

そしたら店員さんに見つかって

怖くて逃げてきた」

 

私「お前は絶対やってないんだな?」

 

弟「絶対にやってない」

 

真っ直ぐにこちらを見ている

嘘はついていないようだ

 

 

弟「リュックを友達が持ったままだから

返してもらいたい」

 

 

うちの母は仕事で帰るのが遅かったので私に言ってきたのだろう

 

 

私「じゃA君家に電話してみる」

 

 

プルルルル

 

A母「A家でございます」

 

私「小学校でお世話になってます

もも弟の姉です

今日、A君が弟のリュックを

持っていると思うんですが…」

 

すると食い気味に

 

A母「よく電話なんかかけてこられましたね!?

家まで謝罪に来るのが常識でしょう!?

うちのAに万引きさせた挙句

逃げるなんて!

どういう教育なさってるのかしら

あなた達のご両親は!!

あのあと店長さんに謝罪したり

大変だったんだから!!」

 

 

 

私「うちの弟は、A君から

万引きをしようと誘われて

断ったらリュックを奪われた

って言ってますけど…」

 

 

 

A母「んまーーーーっ!!

んふbfyfx、skぇgvhsけうえbdj

dnyxvtfsksもいhsyb!!!ムカムカムカムカムカムカ

 

 

 

うわ…

もう何言ってるかわからないくらい

激怒してる

 

私「母が帰宅したらお宅へ伺います」

 

と言って

一旦電話を切った

中学生が太刀打ちできそうもなかった

 

すぐ母の職場に連絡をして

事情を説明しておいた

 

 

母が帰ってきてすぐ

A君の家に3人で行った

うちは父とは死別しているので

人数で負けないように

私も付き添った

 

 

A君の家に着くと

激オコのご両親がいらっしゃった

 

A母「何かおっしゃることはないんですか?」

 

かなり威圧的

 

 

弟「A君と話させてもらってもいいですか」

 

 

 

弟「A?お前嘘ついてるよな?

お前が万引きしようって言い出したから

俺、何度も止めただろ?

それなのにリュックを無理やりとったんじゃないか

A!!

本当のことを言ってくれ!!」

 

 

 

涙目で必死に訴えかける弟

 

A君は下を向いていた

 

 

しばらく時が経って

 

 

 

A君「俺が盗った…

全部嘘ついた

もも弟は何も悪くない…」

 

 

A父「A!!」

 

その後

A君は奥の部屋へ連れて行かれた

 

怒号が聞こえる中

 

A母「大変申し訳ございませんでした

またご連絡させていただきます」

 

 

 

 

 

A君がまだ完全に悪の道に手を染めていなかったから

本当のことを打ち明けてくれて

弟の疑いは晴れたが

あのまま嘘をつかれ続けていたら

リュックという証拠を取られている以上

弟は立場が弱かっただろうと思う

 

 

 

こわ…

 

 

 

自分の家族のことは信じたいものだけど

盲目的に信じてしまうと

A君の家のようになってしまうんだなと

お互いの話を聞かないと

拗れてしまうんだなっていうのを

この時学んだ

 

 

これが双方の話をきくことの

重要性でした

 

 

お読みいただきありがとうございました