「 このままでは家計が火の車に!!? 」( 何を今更 )
と、「 私立 」と言う馴染みの無い響きに完全にビビってしまい尻込み。
とにかく心配なのは金💰です←
この心配を払拭する為 とにかく受験が落ち着いたら働こうと決意し 今はとにかく情報集め。
毎週のようにバイト情報誌を眺めています。
は!!?
って声に出さないのが精一杯でした。
何故なら 目の前のレジの人
頭に肉まんついてた
正確に言うと「 肉まんのお面 」です。
※多分肉まん100円セールやってた
草超えて薔薇。
ヘアアクセ??帽子??とにかく小学生が劇で頭につけるアレです。
これ。これが 肉まんですよ。
いわゆる肉まん役。「 私は肉まんです 」とその人全体を表す事が可能なのがあのお面です。
そのパワーがあの紙切れにはあります。
幼稚園児ですら肉まん役は無いだろう
まだキン肉マン役のがマシだよな
「 キン 」をつけるだけでとりあえずは人間の形になれますからね。
しかも具合が悪かったのがこの肉まんつけた店員さんがこれまた今までの人生において曲がった事は一切して来なかったような真面目極まりない風貌のおばさんだったんだ。
羽生善治に似てた
羽生善治なんで当然 ニヤニヤ愛想を振り撒くなんてことはなく ニコリともしない。
しかしかと言って態度が悪いわけでなくただテキパキとレジをやってくれました。
しかし 私の頭の中はもう
「 お箸お付けいたしますか肉まん 」
「 レジ袋ご入り用ですか肉まん 」
ちょっと気を緩めたら「 井村屋さん 」と名前を呼んでしまいそうになります。
全てのやり取りの最中も肉まんのお面がチラついて頭にノイズが走りまくり冷静ではいられませんでした。
自分の事だけでも必死でしたが もう1つ私が不安だったのが
コイツが何か言ったらどうしよう
と言う恐怖でした。
あれだけ旦那に爆弾💣を落としまくる人間です。
人のアラを探して晒しあげる事に才覚のある人間が何も言わない訳がない。
「 羽生善治に失礼な事を言うのでは…?? 」
と不安で不安でレジの2分間が途方もなく長い時間に感じながらも何とか長男の爆弾は💣爆発せずに耐えレジは終了。
一目散に車に🚗乗り込みとりあえず現場から逃げ出す事に成功しました。
この事件が平和ボケしていた私を現実に引き戻したのです。
この恐怖があった……!!
レジと言う職業にはこの重大な落とし穴があったのです。
血も涙もないサイボーグのような経営陣は平気で老若男女問わずこの仕打ちをして来ます。
ちなみにこのレジパートに対する拷問は全国的に行われているのが今の日本の現状です。
その証拠に 間違いなく近日中に
サンタが大量発生の予感
そしてコチラのその予想を見越してなのかたまにトナカイとかも混じってるのが若干のユーモア。
サンタサンタサンタトナカイサンタトナカイサンタサンタ雪だるま
くらいの割合が慣例な気がします。
私はあれを見る度に心が痛い。せめておじいちゃん店員は辞めてあげて下さい。
サンタクロース🎅を頭につけるために辛い時代を80年生き抜いたわけじゃないんです(推定80歳)
もしかしたらアメリカにも🇺🇸思うところがあるかもしれない。
何より客の為に辞めて下さい。
クソ面白くて笑ってしまいます
そして 店員が頭に肉まん付けていたって肉まんの購買力には繋がらないと思います。
それはそれ これはこれなのです。
もう子供騙しに憧れるのは辞めましょう。
と・心で訴えると同時にコンビニ店員羽生善治の幸せな未来を願い帰路についた私。
その車の中で今まで大人しかった長男がポツリとこう言ったのです。
「 俺 なんか肉まんが食べたくなって来た 」
すいません効果ありました