12月4日午前2時、愛犬モコは、私の腕の中で静かに息を引き取った。
小さい体で最後の最期まで、生きることをあきらめずに頑張ってくれた。
モコは、17年間、一緒にいた私の家族を幸せな気持ちにさせてくれた。
車酔いが酷くて、一緒に出かけることは出来なかったけれど、家の中で、次々に迎え入れた保護猫たちとも仲良く暮らしてくれた。
ワンと吠えることもなく、あまりベタベタすることもなく、夜寝るときだけは私の足元に来て。
お弁当のおかずを朝少しだけもらうとぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいた。
そして、ここ1年は、咳が出始め、心臓の薬を飲みながら老いと闘ってくれた。
後ろ足が思うように動かせなくなって、方向転換ができずに、夜中、部屋の隅っこでキャンキャン鳴いて、慌てて起きることもあった。
おしっこの失敗も増えて、怒ってしまうこともあった(ごめんね)。
ここ数日は、ごはんも水もあまり飲まなくなって、自分の力では動けなくなった。
動物病院に点滴入院させたが改善は見込めず…家に連れて帰ってきた2日目だった。
きっとたくさん走りたかったはず。そして、おいしいものもいっぱい食べたかっただろう。
モコは、やっと楽になれたのかもしれない。
でも…
ただ、ただ、涙があふれてくる。
もこ、
今まで、ありがとう
大好きだよ