iPhone4S地獄からの生還その1-弩頭のりんごループ。 | アイドル救世主への遠い道のり。

アイドル救世主への遠い道のり。

音楽、映画、本、そして日常…そこから桃の挑む道を探して。

6月24日のことでした。
私のiPhoneは4S。契約からはすでに5年の月日が流れていて、その間一度水没。2年前にApple Geniusにて修理=交換したので、端末そのものはまだ2年強。
まだまだ元気に働いてくれる年頃です。
ところが、近年の目覚ましいOSヴァージョンアップの嵐。その都度、大丈夫かなぁといぶかりながら、しかし一応古い機種でも対応しているというアップルの言葉を信じてアップデートしたのでした。
すると、案の定、iPhone4SのCPUは新たなOSについてこれず、もたもたしはじめて、簡単な操作でさえうーーーーーんと考え出す始末。
これは困ったわいわいと騙し騙し使ううちにさらなるバージョンアップ。毒を食らわばなんとかで、そのアップデートをかけると、心なしかもたつきが改善されたような。
しかしもともとのサクサク感は失われていて、なんとなく不調な感じに陥っていったのでした。
Appleに相談すると、いっそう最新バージョンにした方がよいということで、そのようにしたところ、もたつき感は相変わらずで、たまに電源が落ちてしまうという症状がはじまったのでした。

iPhone5も6もスル―してきた私としては、ついにこの秋あたりに来るiPhone7には乗り換えよう!そう考えはじめていたわけで、個々はひとつ、それまではいまのiPhone4Sに頑張ってもらわねば。

ところが先週末。
友人と夜のお食事をお約束しているその日。6月24日の午後、iPhone4Sはシャットダウンしたまま目覚めなくなりました。スリープボタン+ホームボタンのなが押しで再起動をかけるも、リンゴのマークが出るばかり。ついにこの端末は電話でもスマホでもなく、ただのりんごマークのディスプレイと化したのでした。

その日のアポイントや待ち合わせは、別に持っていたiPadminiトWiFiルーターでしのいだのですが、電話がないために、相手にはえらい迷惑をかけてしまいました。ごめんちゃい。

その夜、翌日の土曜日、日曜日と、まさに三日二晩かけて修復を試みました。
母艦であるMacBookProのいTunesにつなげて、いわゆるリカバリーモードによるアップデート、もしくは復元。これは、iPhoneを再起動かけた状態で接続すると、自然にリカバリーモードで接続されます。
幸いMacBookProにはiPhoneが認識できたようで、リカバリーモードで復元しますか?と聞いてくる。Yesのボタンを押すとその動作をはじめるのですが、待つこと小一時間以上。やがて出される答えは

「iPhoneを復元できませんでした。デバイスがみつかりません」

お?なに?おいおい、さっきは認識してたじゃあないか!なんで?

何度しても同じ答え。
ネットで調べると、最終手段DFUモードでの復元というのがありました。
これは通常のリカバリーよりもさらに深く、システムそのものから初期化してしまうという最終手段だそうです。
やり方は、スリープ+ホームボタンを長押し、画面が暗くなったらスリープボタン飲みを離して母艦に接続する。すると、DFUモードでの接続になるらしい。
これをやってみるも、見た目は通常のリカバリーモードでの復元と変わらず、結果もまったく同じ。ついには「できません」みたいなダイアログに変化する始末。

あらかじめこういう事態を予測していたので、前々日からApple Giniusに予約を入れていました。日曜日の夜19時からの予約です。もっと早い時間にしたかったのですが、日曜日の昼間は約束があったもので。

しかし、iPhoneがないと生きていけないと思っていたけれども、まる2日半、iPhoneなしでもなんとか生存はできたのでした。

iPhone4S地獄からの生還その2へ続く。