今年11月20日から本格的に

はじまると言われている

水瓶座の時代の「風の時代」

 

個人が、自由に、軽やかに

それぞれの精神的な幸せを探求していく時代と

言われてる。

 

 

これはそんな

「水瓶座・風の時代」のあなたの物語。

 

魂の震える自分自身のほんとうの幸せを探求していく 

そして忘れていたスピリチュアルな生き方を

「もう一度」はじめていく、

新しい時代のあなたのストーリーなのだー🌕

 

 

平日毎日20時更新(予定)のシリーズ 
ノンフィクションスピリチュアル体験エッセイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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オールド・ソウル

転生回数が多い魂を持つ人たちを指す言葉。

過去生で、人間としての体験を多くしている魂。

 

転生をして経験がある分、勘や直感がある。

集団行動を好まず、一人の時間を好む人も多い。

芸術派も多く、クリエイティブな人が多い。

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平日の朝、

都内のとあるハイソな街を散歩していると

 

以前から気になっていた

写真NGのお忍びカフェが目に入る。

 

今日はここで少しお茶と軽食を食べよう。

 

 

 

扉を開けると、

 

おそらく朝ヨガ帰りのマダム達や

フランス人のビジネス・パーソン達

 

それから

個人経営者のような人が一人席に数名。

 

 

 

メニューを見ると

美味しそうなメルト・ツナサンドイッチがあったので

それを頼む。

 

 

 

 

 

 

ダークブラウンの床や天井には

時々落書き風のフランス語が書かれていて

 

窓が少し空いたところからは

外の風が入ってきて

ミントのような蔦や新緑の木々の緑が顔を覗かせる。

 

 

 

 

店内は少し賑わっているけど、

 

世間のせわしなさからは離れた大人達の朝。

 

 

 

アイスのハーブティーを飲みながら

ノートに直近の魂の震えるやりたいことリストを書く。

 

 

こういう好みの渋いクローズドな個人経営店を

それが分かりづらい小道にあっても

どういうわけかよく見つけるようになったのは、

 

あの頃異動になったあとくらいからだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

異動になったあと

「お前のせいで引っ越すんだからな」と

家電や家具のほとんどを

ジャイアンのような妹に持って行かれたわたしは

 

なんとか格安の中古で最低限の家電を買い揃え

一人暮らしをスタートした。

 

 

 

 

 

 

 

 

実はこの少し前に長年付き合っていた彼氏に

少し距離を置きたい旨を伝えていた。

 

 

当時、

以前会ったもある向こうの田舎のご両親の話や

「結婚とかも早めに・・・」という話が

彼から出るようになっていて、

 

それに毎回

耳を塞ぎたいくらいストレスを感じている自分に

気づいてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の気持ちだけでいうとどうしたいのか?

おそらく答えは出ていたのだろうけど、

 

長年の積み重ねの思い出、そして情や

申し訳ない気持ち

居心地は良くてお互いやその友達もよく知っているし、

 

将来のことや

自分の年齢のことや

結婚ラッシュが始まっていた周りの状況・・・

 

そういうことを考えると、

自分の気持ちはわからなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これ以上の人はいないんじゃないかと思う気持ちや

 

ずっと背中合わせに寄りかかっていた

壁がなくなるような、

それがなくなった時に自分が自分でなくなるような、

露頭に迷うんじゃないかというような気持ちだった。

 

 

それくらいに「居て当たり前」の

空気のような存在に

なっていたのが当時の彼であり

 

 

この年齢でその縁を完全に切ることは、

現実的にももう一度第二の人生を

始めなきゃいけないような感じで

気力も体力もいることだった。

 

 

 

 

 

 

だけどいきなり別れ話をできる間柄でもなく、

距離を置きたい話を

何回かに分けてしばらくかけてして、

彼は泣いていた。

 

 

 

 

 

 

 

こんな重苦しい思いをして

彼も悲しませるくらいなら、

 

波風を立たせず、

世の中の流れに身を任せて、

このままにしたほうが良いんじゃないか、

という気持ちもあったし、

良い大学を出て安定した仕事に就いている彼を

両親や友人達も認めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに抗うものはもはやたった一つだけ、

 

「自分のかすかなフィーリング」だけだ。

 

 

彼と結婚したら、もうこのままなのだと思うと

何かがかすかに、どんよりとし、抗うのを感じた。

 

 

 

 

 

彼は新しいもの好きでミーハーなタイプだった。

 

それからとても大切な部分で繊細さにかける事があって、

その陽気さは彼の良さでもあったし、

わたしはガサツなタイプなので基本的にそういうことが一切気にならないのだけど、

 

あるとき

人生における非常にナイーブで重要なところで

それがなかったことで傷ついた事があった。

 

 

 

そのことなどもあり

「人生における深いところにある根本的で重要な何か」

あっていないように感じていたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどなんの保証もしてくれない

「自分のかすかなフィーリング」

一体何の価値があるんだろう?

 

 

 

気のせいかもしれないし、

 

マリッジ・ブルー。

そうやって結婚していった友達も知ってるし

 

先輩も結婚は妥協だとか、

ときめきとかじゃないとか散々女子会で話してきたじゃない。

 

珍しいことでもなんでもない。

 

 

 

 

 

 

だけど何度か喫茶店で重苦しい話を重ねた末に、

 

数ヶ月後、

わたしはどういうわけか、

思い切って彼氏と別れる決断をすることになる。

 

 

その時の思い切りというのは、

 

大きな風に吹かれたような流れで、

それまでのくよくよが嘘のように

一度決断してしまえば怒涛のように事が進んだ。

 

それはおそらく

「自分の内側の自分」と向き合い始めていなかったら

吹かなかった風で、

本来何年後かに大きな壁に直面し向き合わなきゃいけなくなるような類ものだったんじゃないかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

並行して進んでいた引っ越し後の生活はというと、

 

なんとなくダラダラと彼氏とカフェに行ったり

友達と女子会をしたりしていた

都内の中心地での生活から、

 

少しアクセスが不便になることで、

一気に一人の時間が多くなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕事の方は、

都内で一番の満員電車に乗っていた頃よりは

いくらかましになったものの、

 

朝起きて仕事に行き、

締め切りに追われ、

帰ってきて残業をするような毎日は特に変わらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空いた時間やなんの予定もない休日には

まだわたしの知らないもっといいものがあるんじゃないかと、

 

また新しい本を探してみたり、

2chの潜在意識の達人さんのスレッドを読んだり

していた。

 

 

 

「オポノポノ 」のことも、

あまりに地味なメソッドなので

飽きてきていたのだ。

 

 

 

 

これからの将来のことを考えて、

女性向けの起業の本や、

自宅でできる副業の本など、

現実的に何かこの生活を変えてくれそうな本を読んでみたりも。

 

 

それだけ世の中にはたくさんの

現実創造だとか、潜在意識だとか、夢を叶えるだとか、

自己啓発だとか、女性向けのライフスタイル・エッセイだとか、

そういう情報が読んでも読んでも飽き足らないくらいたくさんあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも

「自分の内側との繋がり大切にする」

ことは、

 

一度効果を感じたこともあって、

自分の気分を優先するようなことは、

 

時々、思い出した時にしてみていた。

 

 

 

 

ランチのお弁当、どっちにしようかな?

今日はトンカツを買って帰ってしまおうか。

今日のランチは少し時間をずらして一人で行こう。

 

あくまで時々だったけど、そんな感じだ。

 

 

 

そうするとなんとなく、

自分の軸が整うような感じがして、

いくらか人生が楽しくなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな感じでその街を散歩していると、

 

見つけづらい場所にあるような

個人経営のお店をよく見つけるようになった。

 

 

 

 

築地市場で働いていた目利きを生かして

毎日魚を仕入れている魚料理のおしゃれな居酒屋さんだったり

 

ポトフの美味しい、

またランチでは華やかなフレンチ・コースがお得に食べられる

フランス創作料理屋さん。

 

 

どこも個性が際立っていて、

他にない、オリジナルなお店だ。

 

 

 

 

都内にあったおしゃれなカフェやレストランや

お高くとまった感じのお店ともまた違う、

一癖ある渋い感じなのだ。

 

 

 

だけどその新しいミーハーな感じじゃなく、

人生のいろんなことを認識した上でひっそりと佇むような個性に、

心地よさを感じた。

 

 

 

そうしてたまたま入ったお店が、

ドンピシャだと感じるお店ということがあり、

しばらく一人で通ったりした。

 

 

また、たまたま見つけて入った鍼のお店が名店で、

長年悩んでいた「冬になると痛むくるぶしの古傷」が

一度の治療で治ったこともあった。

 

 

 

 

そういった店のマスターや先生達はなんとなく、

スピリチュアル用語でいうと、

「オールド・ソウル」みたいな感じだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして

いろんなものに寄りかかって、

なんとなく過ごしていた日々から、

 

少しずつ一人の時間を「楽しめる」ようになっていた。

 

焦りや不安を脇に置いて、

「まあどうにかなるか」と割り切ったような

カラッとした心地のひと時だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無論、

金曜や土曜は楽しい心地でも

日曜になると、憂鬱になる。

 

いや、土曜の夜には憂鬱になっていた。

 

 

 

それは、

来週からの仕事が・・・という憂鬱というよりは

 

来週も、再来週も、

1ヶ月後も、半年後も、

 

この一休みしてはまた競争が始まるような

ラットレースのような日々が続いていくことに対する

漠然とした憂鬱や不安だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど人生とはそんなもので、

 

たまの飲み会や遊びや旅行や、

そういうものでリフレッシュして、

また月曜日から頑張る。

 

あるいは、

結婚して専業主婦になる。

 

育児をして、

ママ友と付き合い、、

みんなそうやって人生が続いていく。

 

 

 

 

 

 

みんながそんな風に同じ流れの中で

器用・不器用はあれど、

「現実」をうまくやりこなして生きているものだ。

それがまだ当時の私の世界の常識だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどそんな中でも

少し、一人の時間を楽しめるようになった事で

わずかながら自分で「天国」っぽい時空間が作れるようになっていたのがこの頃。

「今引き」の助走期間だ。

 

 

 

 

 

Sayaka.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 

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