時速246億「バック・トゥ・ザ・ホーム」@赤坂レッドシアター | このために生きてる。

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小劇場ってめっちゃ近くて興奮しますね!

時速246億の「バック・トゥ・ザ・ホーム」見てまいりました。

チケット難だったみたいですね。譲っていただいて見に行ったんですが、運が良かったとしか。

声優の小野坂昌也さんは十何年ぶり?の舞台だとか。

アニメで聞いている声の本体の方を拝見するのは初めてで、不思議な感じがしました…

 

こういう劇団のコメディって、はるか昔に一度だけ見た記憶があるんですがどうにも面白くなかった記憶があって…

あんまり期待しないで見に行ったんですが(演者さん目当てでしたすみません)、すっごい面白かったです!

終始笑いっぱなしで、普段笑ってないから頬が痛くなるくらい。

セリフの全てがネタで、そうなってくるとなんでもない動作も面白くなってきてヒーヒー言ってました。

まず公園で飲んでたらキャトルミューティレーションされたけど実は酔っ払いが乗せろ!って強要したとかそこがもう面白いし。

そんな中で、小さいネタや小道具に伏線が張ってあって最後に効いてくるのがたまらなかったです。

カップラーメン舞台で食べるとは思わなかった。むせるよねそりゃ笑

 

あれだけ細かい台詞回し、覚えるの大変だろうなあ…きっとアドリブもぶっ込まれてるだろうし。

 

私のヒットはギャル男やってらした高橋良輔さん。もういちいち面白い。ダンレボでは死ぬかと思った。まさかパラパラが最後の最後にああなるとは!宣材見るときれいなお顔してらっしゃいますね。化粧すごい。

劇中では散々止められてるのにラストではみんな真顔で踊るんだもん……パラパラ知らない世代もいるんじゃないの……

川本成さんはとにかくツッコんでて一番疲れるんじゃないでしょうか。お笑い芸人さんなんですね。あのキレの良さに納得。頑張ってる川本さん(役)には申し訳ないけど、孤軍奮闘してるのが面白さの中心だったと思います。やばい。

和田琢磨さんもあんなきれいな顔してるのに営業向いてなくて死にたいとか…めっちゃ分かる…アルトじゃなくてトラックにしなよって笑 ちょいちょいオネエっぽいのに突然キレるの面白かったです。時々見せるわんこみたいな表情で、頭撫で繰り回したくて仕方なかった。

平子悟さんの宇宙人は淡々と戸惑っているのがそれだけで笑えて。訳分からない設定(背中の穴で座るとか股間からコップ出てくるとか)がありそう…って思えるのは多分役者さんのパワー。だんだんあの格好が自然に見えてくる笑

野田さんはダーノと2役やってたのね!気付かなかったです。滑舌悪いところで親近感…笑 キレッキレでした。ちょっとムカつくあたりも上手いな~と。

小野坂さんもやばかった~実際こういう人なのか?と思うくらいのリアルなちゃらんぽらんな演技されてました。ああいうおじちゃん近くにいたら楽しそうだけどイラッとすることも多そう。

 

小ネタが多すぎてどこがどう面白かったとか細かく言えないんですが、とにかく面白かったです。

DVDはいいかーと思ってチラシを持ってこなかったんですが、今になって買えばよかったかな…とじわじわ後悔していたり。

どうやら公演によって違う箇所があったりするようだし!

WEBで買えるって書いてあった記憶があるので、買えるといいな。

 

とにかく全編通して全力でボケて全力で突っ込みまくっていたので、すごい体力使いそうだけどこういうのやりきった快感ってすごいんでしょうね。

滑舌悪いから舞台なんか出られる気がしないけど、何らかの形で一度携わってみたいなあと思ったり…

 

チラシのおじいさんは出てこなかったです笑