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帝王切開の続きから。



注意感じたことや知識を忠実に書きます。気持ち悪いと感じる表現があるかもしれません。うまく書き分けできそうにないので読むかどうか自己判断でお願いします。



ついたてより私側には麻酔科の方が2人いました。1人は看護師だったかと。自己紹介を覚える余裕がありませんでした。結構近くに居てくれて時々話しかけてくれました。



切られる感覚がある程度わかるならば何をしているか把握して備えて安心しようと思っていました。


それが、あまりにも感覚が鈍く、お腹のどの辺りで起きた刺激なのか曖昧なくらいだったのです。

私にはお臍の上あたりで何か起きている感じがしました。(あり得ませんねアセアセ)



知りたい時だけ今どのタイミングか聞いていました。


麻酔科の方は

もうお腹の奥の方やっているよ。腹膜が◯◯だよ。

と答えてくれていました。



主治医の指示からすると

コッヘルとペアンを主に使っているようでした。



主治医は診察時の穏やかな様子からは想像つかないくらい素早く指示を出して手術をしていました。




途中電気メスから焼ける匂いがして

電気メス使っていますか?

と聞くと麻酔科の方が少し気まずそうに使っていると教えてくれました。



これは私にとって初めての体験ではなく

密かに懐かしく思っていました。




純粋に手を握ってくれる係の人はいませんでした。頼んだりすごく怯えていたりすれば握ってくれたかもしれません。



今頭が見えて来たよ。

(体がグッと押される感覚が続いて揺れる)

もうすぐ出てくるよ。


という情報だけは麻酔科の方が進んで教えてくれました。



産まれた瞬間がはっきりわかるような感覚はなく



大きな声で産まれた時間を宣言する女性の声が聞こえて数秒静かになり泣き声が聞こえました。



その数秒、泣き声が聞こえるまで緊張しました。



右側に待機している小児科医と助産師のところに赤ちゃんが移動するのが見えました。



力強く長く泣いていました。

活気がありました。


裸眼の私には

それ以上は分かりませんでしたが

赤ちゃんは無事だと思えました。



赤ちゃんがぼんやり見えるだけでしたが

ずっとそちらを見ていました。



赤ちゃんがこっちに来るよと言われて

眼鏡を希望しました。

すぐに持ってきてかけてくれました。



赤というかピンク色で

思っていたより大きかったです。


触って良いよと言われて

手を触ると握ってくれました。

太ももは柔らかかったです。



そして赤ちゃんは

NICUに行きました。

帝王切開の場合そうなるそうです。



ずっと無事産まれるかどうか心配していたためか

手術室でそばにいたい気持ちより

今無事だし

NICUで診て貰えば安心だ

という気持ちが強かったです。



麻酔科の方が赤ちゃんの体重とか名前のことを話題にしてくれました。

そういう話が特別好きな性格ではないのですが

私のために話しかけてくれたのが嬉しかったですクローバー



その後胎盤が出たのを教えて貰いました。


それらしい感覚はなしでした。



頭側に付けていたらしい

少しの傾斜が下がってフラットになったタイミングで頭の方が少し重たいような感じがしました。



たずねると

止血のため子宮収縮を促すホルモンを使い始めたから体があたたかいような感覚があるかもしれないとのことでした。


それがオキシトシンでした。



ここで麻酔科の方が帝王切開した話を知り

先に知っていたらもう少し心強く感じたかもなどと思いましたヒヨコ

(既に十分良くしていただきました♪)



ただ3m以内に人がいない場面も何度もあって

ちょっと不安な感覚があると

誰にも状況を伝えないまま

話せないくらい悪化したらどうしようと

不安になることもありました。


いざとなれば叫べば聞こえますが

いざとなっているのかが判断つかずドキドキしていました。


今なら言える。叫ぶほどのことは何もありませんでした。



その後、深呼吸を促されることは数回ありました。



主治医の手術中の会話に耳を傾けているだけでも

苦しく感じないうちに

酸素飽和度90くらいに度々なっていたようです。



産まれるまでは

赤ちゃんに酸素を送ろうと深呼吸を意識していました。


それが自分だけになって疎かになっていたようですちょうちょ



ここで私に奇跡が起きましたキラキラ


主治医が

「子宮筋腫とるから!

と言ってくれたのですキラキラ





実は、、、

二つ前の日記の話に戻ります。


執刀医(主治医の補助的な若い先生)に

腹部エコーをしてもらっている中でも

子宮筋腫を可能ならとってほしいと

主治医に希望している話をしたのです。


すると、もっともな事実を述べた後、

主治医はほぼほぼとらない

と言われたのです。



既に分かりきっていた上で、

さらにはっきり言われたのもあって

内心諦めきっていました。

(だからこそ日記でも触れず)




希望はしっかり伝えられた!

後は主治医がリスクを判断してくれる!

自分が主治医でも、不要なリスクはとらないのは当然。



そこまで思っていたところへ起きた奇跡ダイヤモンド



奇跡が起きたから

それ以上は望めませんよね。



主治医は、

全身麻酔に切り替えることなく

筋腫を取り始めたようでして

とにかくただ待ちましたUMAくん



麻酔科の方に

今お腹に何かのっていますか?

と聞いたら

子宮と先生の手

というパワーワードな答えが返ってきましたクマムシくん



帝王切開のみでも

子宮を一旦出すので不思議ではないのですが

いざ聞くと

とてもシュールでした宇宙人くん



切ったところを止血しながら縫ってるよ


などと教えてもらいながら

待つこと30分程

無事筋腫を取っていただけましたおとめ座



後はお腹を閉じるのを待ちました。



主治医は口早に、

執刀医(若い先生)に自分の子どもの話をしながらテキパキ作業されていました。


雑談に嫌な感じはしなくて

外科系の先生の余裕の表れだと思います。



その頃には私も

全身麻酔にならなかったから

夫くんに会えるなとか

思えていました。



手術が終わる頃

痛くはないものの少し

手術の動きの場所がはっきりしてきて

追加の麻酔の準備にも効くのに時間もかかるし

焦って相談しました。



すると

上の麻酔科の先生から

もうすぐ終わるから今使っているものではなく点滴の痛み止めを使う旨言われました。



効くか心配しているうちに手術は終わり

麻酔が変わる不安の中

台の上でレントゲンを撮っていただき‥


凄い人数の人に運ばれて

ベッドに乗り換えてました。



主治医が

ややハイテンションで


服、こっちの袖は通るはずとか着替えの指示をし始め笑。

‥女性スタッフの介助のもと着替えました。

先生、男だしそこまでしなくても良いのに笑。


そして大変な時に‥と断りを入れつつ

筋腫を見せてくれました。



ピンポン玉くらいだったので

6cm代の筋腫もとるとこれくらいなのだな

と思いました。





そして手術室を出ました。





帝王切開 後編 は終わりです。



長くなりましたが

無事赤ちゃんを出産出来ました。

嬉しい限りです。



病棟に戻っての様子も書きたいと思います。


引き続きお付き合いいただけたら幸いです。