9月12日

タブレットで撮った写真を、ライン経由でブログに貼るようになり

始めた当初は文字ばかりだったブログだけど、今読み返すと

その時の風景や、自分の気持ちを思い出せるようになった

来月で1年になる今のタブレット、写真の数が多すぎて・・・

人生初の大腸がんの1年と、孫3と孫4と増えたし当たり前(^_^)

でも、以前は暇さえあれば片付け、断捨離だった自分

モノが増え続けるのは許せなくて、気持ち悪くて・・

パソコンとタブレットの保存画像を、まず半分にしようと決める

 

ところが・・・最初に始めたタブレットのアルバムで思考停止した

保存している最初の1枚が病室の画像、初回は入院だったんだ

1回目の抗がん剤治療で入院した日、きっと普通じゃなかったはず

不安と恐怖で、たぶんテンションが変に上がってたのかな・・・

差額ベッドだ、病院食だと旅行気分か(^_^;)

削除しようと思ったところで、この翌月の2回目の抗がん剤治療で

アナフィラキシーショックで緊急入院した時の記憶がよみがえる・・・

アルバムを進めると・・・緊急入院中の何枚かも残っている

見たくない気持ちもあるけど、少なくともスタート時は

みんなと同じオキサリプラチン(エルプラット)が使えたんだと

見栄を張るわけじゃないけど(^_^)  記録として残しておこうと思う

 

まずは10月の初回化学療法の入院

差額ベッド代8640円がもったいないってことばかり言ってた(^_^;)

 

 

 

 

 

 

点滴の順番はもう忘れました

 

 

 

アロキシが吐き気止めというのは覚えてる

 

 

オキサリプラチンの名前はよく聞く総称というか一般名

薬品としては、製品名も製造メーカーもいくつかあり

私の時は、先発のヤクルト社のエルプラットでした

オキサリだけでなく、ゼローダも、今はジェネリックがあるので

高額と言われる抗がん剤治療も、後発薬を選んだり組み合わせたり

高額療養費や限度額認定証との調整を上手にできれば

患者の負担もかなり減らせるようになってきたのではないかと・・・

 

 

看護師さんの厳重な予防フル装備姿には驚いたけれど

無事に初回治療終了・・・

だけど、この直後、看護師さんと会話中に声が裏返ったり

夕方、まばたきがうまくできず、目薬さしてもいいかと聞いたり

今思えば、いくつもアナフィラキシーの伏線はあったんだよね・・・

 

 

 

 

これを書きながら思い出したことがある

この翌月の緊急入院時、主治医が不在だったので

代診の若い先生がとても良くして下さったのですが

入院後に部屋に来て、初回入院時の抗がん剤治療後に

私が、まぶたの異変や目がおかしいと訴えていたことなどが

当時のカルテにちゃんと記載されていたと教えてくれた

それなのに、その訴えに気づくことなく放置してしまったこと

アレルギー症状の可能性を見落としてしまったことなどを

「そのせいで、今回つらい思いをさせて・・・」と謝ってくれたのだ

誰のせいとか、何が悪いとか考えもしていなかったので驚いた(゚ロ゚)

自分の運が悪かった、むしろ、自分の体質にがっかりしていたので

その若い先生の言葉は、本当に心にしみた・・うれしかったです