6月12日
昨日の続きなので、ただ長いだけの記録です、すみません<(_ _)>
セデーション検査(鎮静剤使用)後の患者が運ばれて来る
きっちり2時間ベッドで安静にするための回復室には
10数台ベッドが並び、まったく音もなく、空いてると思いましたが
途中で、めまいの患者さんが運ばれてきた時に「満床だ~」と
看護師さん同志が話していて驚いた、みんな眠っているのね
そんな中、結構な音量のナースコールをして申し訳なかったです
まだほんの数十分なのに、トイレに行きたいという私の訴えに
点滴や心電図や指に挟むやつとか、色々チューブをはずし、回し
足もとのふらつきはないか、めまいはしないかと気を使ってくれて
終わったら必ずナースコールして呼んで下さいねと言われたのに・・
気がつくと、勝手にトイレ終わってベッドに向かってた、申し訳ない(^_^;)
でもそれは、看護師さんの言葉も忘れるほどショックだったから・・・
ちょっと汚い表現でごめんなさいm(__)m
大も小も我慢できないくらいだったので、一気に済ませてホッとすると
便器の中を見て(゚ロ゚)ビックリ・・・真っ赤・・血便?いや赤い液体のみだ
まさか血尿ということはないだろう、でもどっちも似たような出方だし
正直、軽くパニックになりそうでした、どっちから出たの?みたいな・・
便器の底が見えるし、透明感はかろうじてあるけど、ほぼ血液
我に返り、ただの検査では済まなかったんだとすぐに気がつきました。
ポリープがあれば取ると、主治医にも説明はされていたんだけどね
ベッドに戻り、まだ1時間以上あるし眠って下さいねと言われたけれど
とても眠れるような気分ではなく、どんどん目が覚めてくような・・
どこにポリープが?切除部分?吻合部分?ガンが再発したの?
ゼローダ飲んでたのに効果なかったってこと?いつからあったの?
鎮静剤使わなければ、自分で確認できたのにと、とうとう後悔まで・・・
2時間後、帰る準備をしている時に、看護師さんからの注意事項が
「ポリープ切除と、接合?切除?部分の組織検査をしたので
今日の食事は柔らかい消化の良い物を・・・」
やっぱりそうか・・こうなったら病院にいるうちにもう1度確認だ
トイレに駆け込み、まだジャージャーと大小区別のつかないモノを
出しきってみましたが、さっきほど赤い色じゃなく、ホッとした~(^_^;)
それでも、この大小区別のつかない水様便は翌日まで続きました
やっぱり、腸管洗浄剤と水、飲み過ぎたんだと思います(笑)
そして、この不安とモヤモヤは、この後、丸一日続きましたね
でも、よく考えたら、とりあえず取れたんだし良かったじゃないか
抗がん剤を半年以上も飲んでたのに消えなかったモノなら仕方ないし
消えなかったなら、悪性じゃなく普通のポリープだからかもしれないし
飲み終えて出てきたモノなら、2ヶ月弱しかたってないからまあいいかと
開き直るような感じで、気持ちを切り替えられたのでOK
次の主治医の診察までは、取れて良かったと思って過ごすことに(笑)
それに、今回、こんなにラクに大腸内視鏡検査が受けられたこと
これは特筆すべきラッキーな出来事だったと思っています。
私は、息子が潰瘍性大腸炎になって以来、彼が内視鏡検査を受けるたび
母親として、こんな病気になってしまったことを申し訳なく思っていました。
出産を経験している私でさえ、お腹に空気を入れられてパンパンに張った
あの苦しさに、思わずうなり声を上げたこともあるのに、鎮静使用とはいえ
潰瘍のある腸を検査する苦しさはどれだけか・・・かわいそうに・・と
いつだったか、そのことを息子に聞いた時、検査は眠ってるうちに終わるし
前日の食事制限も、デトックスだと思えば大丈夫だよ、との返事に
気を使ってそう言ってるのだと思っていましたが、今回の検査を受けて
「事実、鎮静剤を使った検査はラク」とわかり、本当に嬉しかったです
気持ちを切り替えたので、そういえば~と思い出す
初めてポリープを切除した9年前、検査ではなく手術扱いになるので
保険によっては、日帰り手術の給付金対象になると言われたのですが
残念ながら、当時加入していた保険に日帰り手術特約はなく・・・
今回は、日帰り手術でも対象になる共済に入っているので
さっそく電話で聞いてみる・・・保険点数2000点以上が対象とのことで
給付金が少々出るらしい。さらに、診断書のいらない簡易請求で大丈夫
診療明細書のコピーでいいのだとか・・こんなことも、ちょっと嬉しい(^_^)
診療明細を確認して、もう一つ気がついた
9年前は、ワイヤーでポリープの根元部分を締め付けて切除する
ポリペクトミーだったけれど、今回は粘膜を浮かせてはがし取るような
粘膜切除術だったようなので、昨年の手術で切除した結腸ガンと
似たような形状だったということか?これは・・なんか嫌な感じだな