11月1日に2回目のエルプラットを点滴してから

1週間目になる8日、外来診察を受けました。

抗がん剤治療スタート前夜の10月11日以来

約ひと月ぶりに主治医に会いました。

主治医が、大変忙しく、有名な先生だと知ったのは

術後の外来待合室での患者のおしゃべり

この先生の実績や経歴を興奮気味に熱弁している

患者の家族と思われる男性の大声が耳に入り

そうなんだ・・・だからこんなに混むのね・・と

いいのか悪いのか、複雑な気持ちになった記憶が・・・

この先生の外来診察で、予約時間から2時間以内に

呼ばれたことあったかな?という待ち時間です(笑)

とにかく、丁寧でとても優しく、話もちゃんと聞いてくれる

ひとりひとりに時間をかけて診察して下さるので

みんな、じっと我慢して長い待ち時間に耐えるのでしょう。

 

運悪く、初回も緊急入院の時も主治医がいなかったので

当日診察してくれた代理の先生は、万が一を考えて

点滴後の飲み薬ゼローダも中止したのでしょうね

自分の受け持ち患者ではないので、責任持てない・・的な。

今後の自分の抗がん剤治療はどうなるんだろうと

すっかりやる気も元気もなくなっていた私に、先生は

大変でしたね、その後の体調はどうですか?と聞くので

アナフィラキシーと言われて驚いたし怖かったけれど

すぐに体調は戻ったし、その後はそれまでと変わらない

それよりも、今後の治療はどうなるのかが不安で

頑張ろうと思っていた気持ちの持って行き場がなく

そちらの方がショックが大きかったです、と言いました。

すると先生は、全然問題ないですよ~大丈夫大丈夫~

いつもの優しい笑顔で「今日からゼローダ飲みましょう♪」と。

予想外の先生の言葉に、えっ?・・と脳が固まる

なまじ、ネットで色々な情報を目にしたり検索しているので

そんなので大丈夫?別の点滴を試したりしないの?

そもそも、ゼローダは続けたいって入院中に訴えても

とりあえず今は止めておきましょう・・って拒否されたのに・・

もし緊急入院の時に先生がいたらどうなったんだろう?

アレルギーの治療はもちろんしただろうと思うけど

ゼローダはそのまま飲んでいたのか?

そういえば、入院してすぐ、外来の処方箋を持っていた私に

明日から投薬になるかもだから、ご家族に早めに来てもらって

薬局で薬をもらって来てもらえますか?と聞かれたんだ。

ところがその後、入院中として薬を処方するので

その処方箋は破棄しますということで回収され、

さらにその後、とりあえずゼローダはやめておきましょう・・・と

ってことは、たまたま主治医が不在ってだけで

少なくとも私にとっては重要な、治療回数が左右されるのか

 

ダメだ、こうなると次々に疑問がわいてくる・・・

術後に病理結果を聞いた時

治験?のようなオンコタイプ遺伝子検査の件

抗がん剤の副作用で急死した父の話をした時

術後補助化学療法についての説明

抗がん剤の決定と投与法についての話・・・・・・

 

話がゴチャゴチャ、整理がつかなくなってきたので

過去と現在を行ったり来たりの内容に

一番振り回されているのは書いてる本人かもしれないですね

早く、今日までの経過を書き終えてスッキリしたいです。

 

この日、あまりの待ち時間の長さに帰り時間が読めず

その後にランチの約束をしていた友人に連絡すると

じゃあ、そっち行こうか?と、病院まで来てくれました。

主治医の説明も診察室で一緒に聞いてもらい

その後の薬局での処方箋ミス(主治医)による1時間待ちも

おしゃべりしながらストレスなく過ごすことができました。

行ってみたかった病院内のレストランでランチもしたし

何より、ゼローダを再開できた安心感は大きかった

ということで、11月8日はとても幸せな1日でした。