いよいよ あのツタンカーメンのお墓に入りますよぉ〜
ちなみにツタンカーメンの墓は別料金です。
200ポンド(1600円)
ツタンカーメンは3500年前
新王国時代の18王朝の王様です。
ちなみにツタンカーメンは正確に言うと
トゥト・アンク・アメンというカタカナ表記になります。
即位前は お父さんのアクエンアテンが アテン信仰を
してたので「トゥトアンクアテン」と後ろにアテン神の
名前がくっ付いていますが
即位後はアムン・ラーを信仰したので
「トゥトアンクアムン」と改名したらしい。
彼は8歳で即位し18歳で亡くなったと
ハマちゃんは言ぅねんけど
日本で知られてるのは
9歳で即位して 19歳で亡くなったって
聞いてた気がするぅ〜。
なぜ1歳のズレがあるんじゃろかぁ〜
みささん ご存知のでしょうが
なんでツタンカーメンが有名かというと
お宝が ざっくざく出てきた
と言う事だけではなく
他の墓の副葬品が 75%盗まれてきた中
この墓だけは 完全のまま発見されたという事です。
なぜ盗掘にあわなかったかというと
彼の墓の上に別のお墓があり見つけにくかった。
とかぁ〜
労働者に目隠しをして作業場に連れて来た。
とかぁ〜
考古学者の立場からすると
王名表に彼の名前がなかった。
とかぁ〜
そもそもツタンカーメンの存在を知らなかった。
とかぁ〜
王名表から名前を消されたのは
お父さんアクエンアテンの
唯一神アテンの異端信仰だったり
その後の体制とかが 反感をかったりで
アクエンアテンはじめ
ツタンカーメンの義理の母スメンクカーラー
(ネフェルティティ)
アイ(ネフェルティティの父親)
そして ツタンカーメンと
一族の名前が消されたのぉ〜
だけど ある日 子供が カルトゥーシュを刻まれた
小物を見つけたのをきっかけに
ツタンカーメンという王がいるっていう事がわかって
イギリス人のハワード・カーターさんにより
1922年11月4日
めでたくツタンカーメンのお墓は発見されましたぁ〜
ツタンカーメン王墓の入り口にて。
ミイラのポーズ。
ツタンカーメンの死因はこのごろ
左足大腿骨の骨折とその合併症によって亡くなった
と言われてますが
ハマちゃんの考えは やはり暗殺説ぅ
その暗殺は 悪大臣の指示で遂行され
ツタンカーメンの死後
悪大臣は 奥さんのアンケセナーメンに
結婚しないと殺すぞぉ〜。
と脅し無理矢理で結婚
ひどいわねぇ〜
そこでアンケセナーメンは
交流のあるヒッタイト王に助けを求めたの
そして 王は自分の息子と結婚する事を提案し
その息子がエジプトに向っている中
悪大臣は暗殺された。
ってな事らしい。
その悪大臣とは きっとアイの事だねぇ
このような記述は ヒッタイトのパピルスに
残されてるんだって。
ついでに言うと ツタンカーメンは ひ弱ではなく
大変りっぱな王様で
ツタンカーメンとアンケセナーメンは
とっても愛し合っていた
とも。
そういえば エジプト考古学博物館に
二人の子供のミイラがいると聞いたが
後で調べたら 子供っていいうか胎児らしい。
ところで
ハワード・カーターさんは 埋葬品の発見後
肝心のミイラが無くて どないしたモンやろなぁ〜
と考えを巡らせていたらしい。
そんなとき
こないな番人の像が
こんな感じで 向かい 合い立っているのが気になったらしい。
↑あの位置に立ってはってん。
ハワードさんは きっと この番人像は
棺を守っているに違いない
この壁の向こうにヤツはいるぅ〜〜
と 確信しはってん。
でっ
番人が守っている壁に穴をあけると
おぉ〜
そこに4番目の厨子が見えたんだってぇ〜。
よかったねぇ
入りまぁ〜す
大変 残念ながらツタンカーメンのお墓は
撮影チケット持っててもカメラ禁止でぇ〜す。
なので借り物で失礼します。
https://www.pinterest.jp/pin/420664421418359661/
ツタンカーメンの墓室の壁画でぇ〜す。
壁画はクチアケのお祭りが描かれています。
左がミイラを作る神様アヌビス神
真ん中がツタンカーメン
右は ハトホル神で 王の来生が幸せで長生きであるよう
口にアンクを入れています。
https://www.afpbb.com/articles/marieclairestylejp/3209615?page=1
白い衣服を身に着けているのは
再生の神様オシリス神で 真ん中がヌト神
それぞれツタンカーメンを迎えています。
カルトゥーシュがある人は
全部ツタンカーメンになってるっぽいけどぉ〜
神格化ってコトかな
一番右の人はヒョウ柄着てますねぇ〜
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/082000228/
この墓室の向かい側が 副葬品があった部屋で
その傍に 現在ツタンカーメンのミイラが安置されてますよん。
数年前 イギリス人考古学者のニコラス・リーブスさんが
↑の図のピンクの部分の先に
ネフェルティティの墓があるのでは と話題になっていたけど
去年 エジプト考古学省がそれを否定してたねぇ〜
日本人によるレーダー調査で
隠し部屋の可能性が めっちゃ大だとされてたのに
何か きっと 政治的な理由があるのかなぁ
リーブスさんの説によると
現在のツタンカーメンのお墓は
共同統治者時代のネフェルティティの為に
用意されていた墓
じゃないか って。
そして副葬品の8割はネフェルティティが
いらなくなったモノを流用したの
じゃないか って。
若くして死んでしまったので
彼自身の副葬品が間に合えへんかったん
じゃないか って
あの有名な 黄金のマスクでさえ
顔の部分だけツタンカーメンのモノにすげ替えたん
じゃないか って
実際
通常男子の王は ピアスを空けないのに
マスクにはしっかり穴空いてるしぃ〜
肩にあるカルトゥーシュに修正した後がある
とも。
こんな 謎が謎を呼ぶ 面白いお墓なのに
王家の谷には行くが
ツタンカーメンの王墓には入らない
というツアーがあるのぉ〜
信じられないよねぇ〜
今日は 強い風のせいで砂嵐が 発生してるよぉ〜
写真ではわかりにくいけど
細かい砂が すり鉢状に舞い上がるのぉ〜
サングラスとスカーフを車に置いてきた事を後悔