こちらは屈指のパワースポット「イシス神殿」よぉ〜〜
イシス神殿は女神イシスに捧げられた神殿で
紀元前3～紀元前4世紀のプトレマイオス朝の時代に作られたのぉ〜
この神殿には3種類の柱がありまぁ〜す。
手前から パピルスをかたどった柱、ナツメヤシの柱
そして蓮の柱です。
かつてイシス神殿は半分ぐらい水の中に沈んでいて
参拝にくるときは
ボートで神殿の中に入ってたんだってぇ〜
もともとフィラエ島にあったこの神殿は
アスワンハイダムができて以来
10年かけてこのアギルキア島に移築したんだとっ。
今はこの地をフィラエ島と呼んでいるんだってぇ〜
門の下の方に黒いラインが見えてるでしょっ
そのレベルまで水位があったのぉ〜
門の両側で門番してるのはメスライオンさんは（青丸）
セクメット神という破壊と戦争の神さまで
その横には本来オベリスクが2本あったそうなぁ～。
だが今はその左の台座しか残っていません。（赤線）
どしたのぉ～
長い年月の間に破損したのではっ
浸水のせいではっ
って普通思うよねっ。
実は 双方のオベリスクは
かってにイギリスが持ち帰っていってしまったらしい。
そして 何とか広場に立ってることでしょう。
ひどいよねぇ～～
神殿のシンボルなのにぃ～～
ハマちゃんはイギリス人を泥棒だと言います。
当然だよねぇ～～
イギリスはオベリスクだけでなく
あらゆる美術品を 持ち帰り
大・英・博物館と呼ばれるミュージアムで
どうどうと盗品を展示してはりますぅ〜〜。
ほかにドイツとかフランスとかイタリアとか
ぬすっと国
門の左側にはプトレマイオスの王様が
こん棒を持って敵の頭を殴っとるんじゃけど
その敵の腕や脚がレイヤーになっとるんよぉ〜
この表現方法が 王様が大勢の敵と戦ってるという事らしい。
見えにくいけどっ。
神への捧げものリスト。
牛、カモ、アヒルの家畜のほか
果物などぉ。
左が学問の神様トト神 右がホルス神で
王座が長くつづくように王の頭に
アンク（生命の鍵）を注いでいますのぉ〜
清めの儀式だねっ
右に見える十字架はギリシャから来たキリスト（コプト）
の人たちが 元々のレリーフを削って
新たに彫ったものらしい。
プトレマイオスは３代から17代まで
長くつづいた王朝にもかかわらず
なんとエジプト人ではなく
グリックローマンの人なんだって。
プトレマイオスさんはとっても頭の切れる方だったらしく
神官と親密になり
王はイシス神の子供でありホルス神の兄弟だ
というストーリーを作ったらしい。
それを示しているのがこのレリーフ
椅子に座っているイシス神が
赤ちゃんの王に母乳を飲ませているのぉ〜
コレは少し成長した様子ぅ〜
母乳を立ち飲みしてるねぇ〜
ここでは座ったイシス神の左で指をくわえ
てハープの演奏を聞いているねぇ〜
裸ん坊が 指をくわえてるという姿は王の幼少期を表現してるらしい。
つなみにハープは 最古の楽器なんだてぇ〜
右に立ってるのは成長した王
下エジプトと上エジプトの統一冠をかぶっており
王の左にあるのは捧げもので
牛のもも、その下 高杯に入っている丸いのが葡萄
その傍にあるのが ナスやパンなど。
こちらは ナイルの神様ハピ
彼のお腹はナイルの水で膨らんでいて
コレを吐き出すとナイルが氾濫するてな話。
コレが出腹だと 私のんはなんやねん
左が太陽の神様ラーで右が 破壊と戦争の神セクメット神。
天窓があったり。
いままでエジプトのレリーフって平面的だと思っていたけど
お膝とかのエンボスの描写がすごく細かいよねぇ〜〜
そして
なんで横向きかという疑問
これは 前向きだと少々やっかいで
左右両面を描かなくてはならなく
時間も倍かかるらしい。
なので横向きなんだって。
後になりましたがぁ～
この神殿はなぜこの
フィラエという場所に作られたかにという件
イシス神は オシリス、ネフティスとセトの
４人兄弟なんだけど
その兄弟どうしで恋愛模様がぁ〜〜
イシス神とオシリス神は 愛し合って結婚したんだけど
イシス神に恋心を抱く弟のセト神が
それを良しとせず
嫉妬のあまりどうしたかというとぉ～
純金の棺を用意し イベントを開催したのぉ～
「サイズがぴったりの方にこの純金の棺をプレゼントぉ～
」
みたいなやつ。
そして プレゼントほしさに次々と試す人なのかで
オシリス神の順番になり
棺に入ってみると あらあら不思議ぃ～
彼に ぴったぁり〜
なんとその純金の棺は彼の為に作られたものでしたぁ～～
そして 棺に彼を残したまま蓋を締めてしまい
ナイル川に投げ捨てたんだとぉ～～
まぁ～なんて事ぉ～～
そして息を引き取ったのを確認し
その身体を棺から出し11個に切り刻んで
色んな場所にバラまいたのぉ～～
まぁ～なんて残酷ぅ～～
彼の死を悼むイシス神は毎日ここで泣いていたそうなぁ〜 
かわいそすぎるぅ〜〜 
そうしてると
なんと バラバラになった身体の一部
心臓が
この地で見つかったんだって 
そして この心臓のおかげで 来生の神様オシリスは復活をはたし
イシス神との間に子供もできましたとさぁ〜 
そのお子さんがホルス神だよっ。
よかったわねぇ〜 めでたしめでたいぃ〜
てな こってす。
キリスト教の方たちの落書きぃ〜
ってか落掘りぃ〜
だれの名前
あんた 誰
コレは神殿の裏側。
柱のレリーフが美しいですぅ〜。
はなれ
ナイルの水位を見張る場所
なんだっけぇ〜
ナツメヤシの柱がキレイに残ってますよぉ〜
下に小さいのが ぴょこぴょこしてるのが
デーツです。
ここで ハマちゃんの大学の同級生に会う
彼らは観光科でお勉強しており
その中でもハマちゃんの日本語は特に優秀だったらしい。
神殿を出ると まだ原種のニャン子さんが
日向ぼっこ継続中だったぁ〜
かわえぇ〜〜
だっこしても嫌がらないのぉ〜
このお姉さんも 「はぁ〜ろぉ〜〜」と
あまぁ〜い声で彼らに近づいてきます。
もぉ〜ほっとけん
もって帰りたぁ〜い
桟橋に行くとスカーフをかぶった
レディースでいっぱぁ〜い
ハマちゃん曰くこのかたたちは独身だそうだぁ〜
なぜかというとエジプトの女性は結婚して子供を産むと
めちゃめちゃ おデブさんになるらしい。
ハマちゃんと一緒にいた４日間でこの件を
3回以上 聞かされたよぉ〜〜
よっぽどなんだねぇ〜 
つづくぅ〜