次女の悩み | 家具屋姫のちからこぶ感動日記

次女の悩み

地方の医学部を卒業し、地元で研修医として働く次女。



不規則でハードな仕事なので、勤務先の病院の近くにアパートを借りて、一人暮らしをしています。



先日、ついに担当患者さんをもつ運びとなりました。



多忙を慮って、家具屋姫も連絡をひかえていましたが、

昨日、久々に電話でゆっくり話しました。



病状が軽い患者さんだけでなく、重篤な患者さんも診ることになり、

気負って頑張っている様子を聞き、

家具屋姫は、立派に医師としてのスタートをきった次女の近況に、感動。



でも、ひとつ、気になることがあったのです。



「ねえ、患者さんたちは、○○(次女の名前)ちゃんが担当で、不安そうじゃない?」



なにを隠そう、次女は、とびっきりの童顔なんです。



まったくメイクをしないことも多く、素顔はとくに、中学生のときと変わりないと言っても過言ではないくらいです。



理想や志、人間的な心の広さ、深さなど、医師としてのたいせつな素養にかけては、

親のひいき目でなくても、素晴らしい資質を持ち合わせている次女ですが、

なにしろ、子供のような顔立ちなので、

「この子が担当医師なんて、大丈夫なのだろうか」

と患者さんに思われたりしないだろうかと心配になったのです。



家具屋姫「ほら、○○ちゃんは童顔だから、あまりお医者さんに見えないでしょう?

患者さんは不安がったりしていない?」



次女「・・・そりゃ、そうでしょう!!!」



次女「自覚してるから、自己紹介は慎重にするんだけどね、

まあ、直接は言われないけど、表情に出てるから・・・

そりゃ、私が担当医だと突然言われたら、不安でしょう!!!」



次女の妙な断言に、苦笑するしかない家具屋姫でした。